イルカ大学の翌日、私とビシちゃんはまたまた5時起きで出かけた。
ダイヤモンドヘッドで朝日を見るため。
2番ルートのバスに乗ってKCCファーマーズマーケットにまで行き、そこからすぐ近くの入山口を入って料金所を目指す。
もともとは「土曜日はKCCファーマーズマーケットでバイトしている」という管理人のMが、私たち2人を一緒に車で連れて行ってくれるという話になっていた。あの私が到着した日の夜の約束の一つ。
それが、ビシちゃんが到着した日に再度確認すると、Mの態度が怪しい。
アハアハ笑っていて、決して自分からは断らないのだけれど、はっきり「行きます」とも言わない。
「待ち合わせは、5時45分でいいんですよね」
「えー、あー。それだとちょっと早いんですけど」
「えっ?そうなんですか。じゃあ何時にしますか?あの時Mさん、45分って言いましたよね」
「いや、45分って言うのは、僕の仕事の開始時間なんでー、6時45分、アハハハ」
「えっ!(そうは聞いてなかったよ)じゃあ、何時にしますか」
「あー、でも、あれですよねー、朝日を見たいんですよねー」
「はい」
「じゃあ、6時、かなー、アハハハ」
「6時でいいですか」
「アハハハハ」
って、いつまで笑ってるんだ、M。
さすがに私も気がついた。
「ひょっとして、6時に出るのは、Mさんにとって早すぎるってことですか」
「そうですね、アハハハ」
なんだよ。最初からそう言えよ。
悪い人じゃないのだが、はっきりと断らないからこっちも困るのだ。
はっきり断るといえば、私がM夫妻の手相と気学の運勢を見た翌々日、Mさんから、
「仲の良い友達に○○さん(←私)のことを話したら、診て欲しいそうですが、時間作れるときありますか?」とか当たり前のようにメールが来た。
は?何で?タダで?ハワイまで来て?
「ごめんなさい。時間ありません。Mさんご夫妻はお世話になるので無料で見ましたが、基本有料ですし」と、私ははっきり断った。
ここで私は、はっきり断ることの大切さ(笑)と同時に、「私たちはMさんにはお世話になる気マンマンです」という気持ちを伝えているのだけれど、ま、伝わっていなかったらしい。
ビシちゃんと2人でバスで行って朝日を見るか、朝日をあきらめてMさんの車で行くか。
やっぱり、開運の朝日パワーはあきらめられないので、自分たちでバスで行くことにした。
結局、バス停までの道を間違え
1本逃したら20分来ず、私たちがKCCファーマーズマーケットに着いたのが6時半。
「これじゃあ、Mさんに送ってもらっても一緒だったね」
ダイヤモンドヘッド料金所までの暗いトンネルで、次々に車に追い越されるのを恨めしげに見ながら歩いた。
歩いた。歩いた。歩いた。
料金所を越えてしばらくは、舗装されたなだらかな道だったが、途中からは完全に山道。岩の道あり、滑る道あり、急坂あり。
簡単なトレッキングコースと聞いていたが、けっこう辛かった。
最後に現われた急な階段と螺旋階段には驚かされたが、そこを乗り越えてみた景色はさすがにすばらしかった。
風も光も、すごくエネルギーがあった。
歩いているうちに明るくなって来ていたが、あいにくの曇り空が幸いして、頂上に着いたときにちょうど雲の切れ間から太陽が顔を出して、まるで海から朝日が昇ったかのよう。

神々しい、ハワイの朝日。
ダイヤモンドヘッドは、ハワイ語で「レーアヒ」マグロの額という意味と、もう一つ「炎の渦巻き」という意味もあります。かつてクレーターの端には火と風の神様を祀るヘイアウ(神殿)がありました。地に足をつけるグラウンディングのエナジーが流れていて、途中の展望台ではネガティヴな波動を浄化してくれる風のエナジーを感じることのできるパワースポットです。

ダイヤモンドヘッドから望むワイキキビーチ。

フェイスブックにつぶやきまくる私。
そしてこの帰り道で、ビシちゃんのネックレスがはじけて切れた。
「ワタシもキター!」
いきなり叫んだから何が起きたかと思ったよ。

2人ともハワイ着いて3日目、パワースポットを尋ねた直後にネックレスがはじけた。
なんかキテルわー。
ダイヤモンドヘッドで朝日を見るため。
2番ルートのバスに乗ってKCCファーマーズマーケットにまで行き、そこからすぐ近くの入山口を入って料金所を目指す。
もともとは「土曜日はKCCファーマーズマーケットでバイトしている」という管理人のMが、私たち2人を一緒に車で連れて行ってくれるという話になっていた。あの私が到着した日の夜の約束の一つ。
それが、ビシちゃんが到着した日に再度確認すると、Mの態度が怪しい。
アハアハ笑っていて、決して自分からは断らないのだけれど、はっきり「行きます」とも言わない。
「待ち合わせは、5時45分でいいんですよね」
「えー、あー。それだとちょっと早いんですけど」
「えっ?そうなんですか。じゃあ何時にしますか?あの時Mさん、45分って言いましたよね」
「いや、45分って言うのは、僕の仕事の開始時間なんでー、6時45分、アハハハ」
「えっ!(そうは聞いてなかったよ)じゃあ、何時にしますか」
「あー、でも、あれですよねー、朝日を見たいんですよねー」
「はい」
「じゃあ、6時、かなー、アハハハ」
「6時でいいですか」
「アハハハハ」
って、いつまで笑ってるんだ、M。
さすがに私も気がついた。
「ひょっとして、6時に出るのは、Mさんにとって早すぎるってことですか」
「そうですね、アハハハ」
なんだよ。最初からそう言えよ。
悪い人じゃないのだが、はっきりと断らないからこっちも困るのだ。
はっきり断るといえば、私がM夫妻の手相と気学の運勢を見た翌々日、Mさんから、
「仲の良い友達に○○さん(←私)のことを話したら、診て欲しいそうですが、時間作れるときありますか?」とか当たり前のようにメールが来た。
は?何で?タダで?ハワイまで来て?
「ごめんなさい。時間ありません。Mさんご夫妻はお世話になるので無料で見ましたが、基本有料ですし」と、私ははっきり断った。
ここで私は、はっきり断ることの大切さ(笑)と同時に、「私たちはMさんにはお世話になる気マンマンです」という気持ちを伝えているのだけれど、ま、伝わっていなかったらしい。
ビシちゃんと2人でバスで行って朝日を見るか、朝日をあきらめてMさんの車で行くか。
やっぱり、開運の朝日パワーはあきらめられないので、自分たちでバスで行くことにした。
結局、バス停までの道を間違え

「これじゃあ、Mさんに送ってもらっても一緒だったね」
ダイヤモンドヘッド料金所までの暗いトンネルで、次々に車に追い越されるのを恨めしげに見ながら歩いた。
歩いた。歩いた。歩いた。
料金所を越えてしばらくは、舗装されたなだらかな道だったが、途中からは完全に山道。岩の道あり、滑る道あり、急坂あり。
簡単なトレッキングコースと聞いていたが、けっこう辛かった。
最後に現われた急な階段と螺旋階段には驚かされたが、そこを乗り越えてみた景色はさすがにすばらしかった。
風も光も、すごくエネルギーがあった。

歩いているうちに明るくなって来ていたが、あいにくの曇り空が幸いして、頂上に着いたときにちょうど雲の切れ間から太陽が顔を出して、まるで海から朝日が昇ったかのよう。

神々しい、ハワイの朝日。
ダイヤモンドヘッドは、ハワイ語で「レーアヒ」マグロの額という意味と、もう一つ「炎の渦巻き」という意味もあります。かつてクレーターの端には火と風の神様を祀るヘイアウ(神殿)がありました。地に足をつけるグラウンディングのエナジーが流れていて、途中の展望台ではネガティヴな波動を浄化してくれる風のエナジーを感じることのできるパワースポットです。

ダイヤモンドヘッドから望むワイキキビーチ。

フェイスブックにつぶやきまくる私。
そしてこの帰り道で、ビシちゃんのネックレスがはじけて切れた。
「ワタシもキター!」
いきなり叫んだから何が起きたかと思ったよ。

2人ともハワイ着いて3日目、パワースポットを尋ねた直後にネックレスがはじけた。
なんかキテルわー。