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大人の新感線『ラストフラワーズ』
東京 赤坂ACTシアター 2014/7/30(水) ~ 2014/8/25(月)
大阪 シアターBRABA! 2014/9/3(水) ~ 2014/9/30(火)
【作】松尾スズキ
【演出】いのうえひでのり
【出演者】
古田新太 阿部サダヲ 小池栄子 橋本じゅん 宮藤官九郎 高田聖子 皆川猿時 粟根まこと 村杉蝉之介 河野まさと 荒川良々 山本カナコ 平岩紙 保坂エマ 星野源 村木仁
松尾スズキ
川原正嗣 藤家剛 加藤学 川島弘之 安田桃太郎 南誉士広 熊倉功 横田遼
伊藤結花 遠藤瑠美子 高杉あかね 中江友紀
赤坂ACTシアターに行ってきました。16日の話。
先に観たまなちゃんが、
「見ないともったいない。松尾スズキの毒はあまり感じられないらしいが(ごめん、大人計画あんまり見てない)ただただ面白い」
と教えてくれたので、急遽行くことにしたのでした。
うん。たしかに「ただただ面白い」芝居でした。
私も大人計画は『ふくすけ』しか観たことないけど、何となく似ていた。
たまたまなのか、大人計画がそういう感じなのかは謎。(だって二つしか観ていないから)
でも『ふくすけ』に比べたら、ブラック度は薄かった。クリープ(新感線)入れちゃったのね。
じゃ、新感線(こっちはいっぱい見ている)ぽかったかといわれたら、そうでもない。
『大人の新感線』というだけあって、新感線の「中二っぽさ」が半減。
かわりに落ち着きぎみの(大人だから?)ギャグやパロがいっぱい。かなり笑った。
パンチ不足気味な分、ジャブ多用。細かいネタ多すぎの感。
しかし、小津やジブリは良いとして、××シーンで「椎名桔平かっ!」ってのは、若い人たちついてこれるのかな?(BLACK OUT好きだったなー)
と、思わずネタバレしそうになったけど、歌舞伎じゃないからネタバレは控えなくちゃね。ゴメンゴメン。
結論から言うと、好きな役者ばっかりで楽しかった。
オールスターゲーム観ているような気持ち。
ヒット打つのもゲッツーで倒れるのも、あの役者たち観られるだけで嬉しい。
ネタバレ避けつつ(ちょっぴり入れつつ)好き役者ごとの観想。
橋本じゅんさん、一粒で二度おいしい。
粟根まこと、期待以上の出番と活躍がうれしい。
古田新太、デブ設定なのにやせすぎていたような。ボタンはじけないでしょ。
高田聖子さん、お母ちゃん役サイコー。
阿部サダヲちゃん、相変わらず可愛い。シダの群れより良かった。
小池栄子は、もっと可愛い。つかセクシー。いろんなコスプレに目が釘付け。
皆川猿時も可愛い。人じゃないほうの役のとき。
保坂エマ、西岡すみこにしか見えなかった。ギャー。
荒川良々、期待通りのキャラだった。安定感。
平岩紙、タンバリン♪タンバリン♪
松尾スズキ、出番少ないけどインパクト大。宝塚的フィナーレではトップだ。大物感。
敬称略してごめんなさい。
チケットがもうちょっと安かったらリピートするんだけどな。