
本文はここから
昨日が仕事始めだったのだけれど、待ち合わせの場所に行きますと職員さんが、
「ここから結構歩くので自転車を貸すって(上司が)言うんですけど」と申し訳なさそうな顔。そして、
「自転車、乗れますか?」などと言う。
自転車で府中から多摩湖まで行ったこともあるこのワタクシに何をおっしゃるのやら。
「乗れますよ」と胸を張ったら、「じゃあ」と言って出て来たのが、ママチャリ。
それも、前にも後ろにも子どもが乗れそうな大きなカゴがついている。まさに、ザ・ママチャリ。
私がいつも乗っているのはロードタイプでサドルの位置が高いやつなので、何か感じが違うとは思いつつも、同じ自転車、乗れないはずが無い。
で、実際乗ってみたら、これが思いのほか難しい。
ハンドルの位置が高い。高すぎる。
いつものスタイルが雑巾がけだとしたら、このスタイルは、ミシン踏み。
どっちも、実生活ではやらないけどね。
テレビでよく芸達者なプードルとかなんとかテリア

不安定だ。大変なんだなあ。可哀想に。
と、サーカスの犬に共感しつつ、なんとか乗って行くとさすがに慣れて来た。

すっかり慣れ切って、目的地について、悲劇が起きた。
いつものように自転車を降りようとして、ぎゃっ!
そう、いつものロードタイプの自転車は(馬から降りるみたいに)後ろ足振り上げて降りるわけで、でもこのママチャリには、そこにでっかいカゴがあったわけで。
私の右足は、後ろ回し蹴りでカゴを薙ぎ払い、幸い(なのかはたして?)カゴは外れることなく自転車とともに倒れた。ついでに私も。
いやビックリしたよ。
でも、カゴを壊さないで本当に良かった。
私の足も壊れなくて良かった。
不幸中の幸い。よかった、わたし脚力弱くて。←ポジティブ
