昼の部を見てきました。
勘三郎丈初役の「め組の喧嘩」は、一見の価値あり。
一部の役者の台詞が入ってなくって、ときどき会話がぎこちなくなったのだけが残念でしたが。
まあ、これは、歌舞伎の初日近くではよくあることですがね、この演目だけはポンポンとテンポよく見たかったです。
それでも、とびの男の勢ぞろい場面では、中村屋さんの団結力を見るような、高揚感
気風のよさ、勇ましさ、その中にちょっとお茶目な感じも、楽しかったー
中村座ならではの客席に降りての喧嘩シーンなども、迫力いっぱい楽しめました。
纏を担いだまま、足だけで梯子を書け上がった勘九郎には、惚れ惚れしました。
まさに「様子が良い」とはこのことです。
七之助の八重垣姫も綺麗でしたが、意外にも(失敬)勘九郎の濡衣が美しく、弥生の花浅草祭では、力任せ風の染五郎(超失敬)に比べて、踊りの上手さが際立ってしまう勘九郎にばかり目が行き、なんだか昼の部は私的には勘九郎丈祭でした。
できれば楽近くにもう一回見たいですね。
さて、こちらは今月いただけました平成中村座の筋書きボックスです。
11月から毎月の筋書きの中に応募券があって、全部集めたらこの収納ボックスをもらえるという企画、さすが中村屋さん、うまいですね(笑)
私みたいなのはホイホイのっちゃうのでいつもなら、買わなくても良いかなと思う(現に、新橋演舞場では全く買わない)のに、ちゃんと毎月買いましたよ。
二月は新橋演舞場で勘九郎の襲名披露公演だったから、中村座はお休みでした。
勘三郎さんのサインは、もちろん印刷です。
でもいい (=⌒▽⌒=)/