2012年1月25日(水)~2月15日(水)
下北沢OFF・OFFシアター
出演:林和義 古川悦史 河相我聞 大路恵美 中村真知子 今村裕次郎 / 岡まゆみ
脚本・演出 石曽根有也
サイト http://www.rakuda-komuten.com/
教職が聖職だと信じている人は、もういないかもしれない。
それでも私は、やっぱり「先生」はフツーの職とは違うと思っている。
ここに出て来る7人の教師は、いずれもフツーだったりフツー以下だったり、とにかく人間らしい。
究極の状態に追い込まれて、次々剥がれていく化けの皮。身勝手な主義主張。
たびたびイラッとしたんだけれど、この芝居のテーマってそこじゃなかった。
ずっと「先生」たちの話だと思って見ていたのが、最後の最後に覆された。
帰りの電車で、もう一度芝居の冒頭からを脳内再生したのだけれど「その事実」を踏まえたら、鳥肌が立った。
ホラーだ。面白い。
2/15(水)までやってるので、よかったらぜひ観てください。