会場 ザムザ阿佐谷
出演 後藤祐哉, 小山沙織, ムラマツベス 他
脚本 ボス村松
演出 ボス村松
サイト http://www.engeki.info/muramatsu/
一週間前には、同じ劇場で女子高校生の香りに包まれて宝塚風のお芝居を見てきましたが、同じ場所とは思えない空間で、オヤジの靴下の香りも密かに嗅ぎながら、やたら面白いヤツ見てきました。
あ、オヤジの靴下というのはですね、この「ザムザ阿佐ヶ谷」って靴脱ぐのですよ。
ま、平成中村座と同じですが、違うのは、段差になっているところ。
私が腰かけているところが、前の人の足置き場。
昨日は、フッと横を見たら、斜め後ろのオッサンの組んだ足の先が私の顔の横で揺れていました。
座る時は、前後左右、そして斜め後ろまで要注意です。
ここ行く予定の人、靴下は新しいのにしようね!
そんな環境ではありましたが、お芝居メチャ面白かった
タイトルの「二手目8七飛車」というのは、本来絶対あり得ないんですね。
二手目で飛車が8七の位置(碁盤にタテヨコ番号振ったその位置ね、ヒカルの碁でみんな慣れたよね)まで飛んでいくわけですから、どう考えても自分の「歩」に邪魔されるのです。
でも、それを無理やりやってしまうような荒唐無稽さが、芝居全体に溢れていました。
少年チャンピオン魂と少年ジャンプ魂と、その上少女コミック魂、竹書房魂がぶつかり合っていましたよ。
3000円なら安い。もう一回観たかったけど、なんと今日が最終日さ。
本日、19時30分の回、今からなら間に合う。
興味持った人は、阿佐ヶ谷に走って!!
あ、私は、今日は平成中村座に行くんです。うん。
この「鋼鉄村松」の劇団員、みんな村松姓です。
劇団員になると村松姓をもらうらしいです。
チラシの裏、参照してください。
個人的に「名人コブラ」を演じたムラマツベスさんがとっても好きです。
ハブ(羽生)の毒性を強くしたのでコブラです(笑)
手ぬぐいと紙のメガネだけでシャアにもなります。