雪鼎
musical group Mono-Musica
会場 ザムザ阿佐谷
出演 奥田敦子, 木下祐香, 三廻部結衣 他
作曲 橋本かおる
脚本 ヤマケイ
演出 ヤマケイ
サイト http://www.geocities.jp/mono_musica/laura/top.html
没落した華族の娘・片桐佐代子は、戦争で精神を病んだ兄・宗一郎の世話をしながら、父の不在を守っていた。
ある日、片桐家に書生・小島草太が暮らすようになり、佐代子と草太は互いに惹かれあってゆく。
しかしそこへ、ひとりの若手実業家・篠塚隆行をが現れた。彼は片桐家を守るために父が遣わせた許婚だった――
私、皆様ご存知の通り、かつてヅカオタクでした。
一路さんがまだ万輝と名乗っていたころは、毎日見て毎日手紙入れてました。
なつかしいね。
そんな私が、阿佐ヶ谷で宝塚風の劇団を観てきました。
ストーリーは上に書いてある通りで、かなりの王道。
曲もなかなかよくって、なにしろ全員が歌が上手い。
かなりレベル高かったです。
しかし、唯一残念だったのが、ヒロインが可愛くなかった。
いや、本人は可愛いんだけれど、写真見ても可愛いんだけれど、舞台上では(私の眼には)イモトアヤコにしか見えなかった。
イモトアヤコが令嬢やってもねぇ。
ついでに言うと、その母親は山村紅葉にしか見えなかった。
でも、この人も、実際は美人のお嬢さん。
雪鼎。最初、はじめて聞く言葉で不思議なタイトルだなと思いましたが、鼎に「三つ」の意味があるといったところで、三角関係を現わしていたのねと知りました。
素敵な男性2人に想われる佐代子。その佐代子が私の老眼進んだ眼にはイモト。・・・・・・惜しい。
男役2人がバッチリヅカメイクだったので、よけいにバランス悪かった。
薄化粧でも可愛いんですけどね、もっとつけまつげつけたり娘役風の化粧してもよかったんじゃないかなーって思いました。その、バランス的にね。ごめんね。ここ読まないよね。
さて、私の後ろにはセーラー服を着た女の子たちがずらっと座っていて、幕間にキャーキャー言ってました。
彼女たちにとっては、初めて宝塚を見たような感じだったのかな。
私も、いま高校生だったら男役木下さんあたりのファンになって追っかけしたかも。歌も芝居も、すごく上手かったです。
しかし、ヅカオタクを卒業した私の、今の好みは、女役で登場したりょう似の柳井久実さん、山村紅葉にしか見えなかった福原悠理亜さんですね。
関係ないですが、山村紅葉さん、早稲田政経出のものすごい才媛なんですよ。
知ってた?
知ってるか。
この劇団のパンフレットにも、女優のみなさんの卒業大学名が書かれていて、なんとお茶女、埼大、上智と才媛ぞろいなのだった。
イモト(奥田さん)も紅葉(福原さん)もお茶女だよ!!頭良いんだよ!!