会場 キンケロ・シアター
出演 塩沢ユーキ, 石田武, あも 他
脚本 清水東
演出 清水東
「人を愛すること……愛する人のために戦うこと……それを異国では、LOVEと言うらしい」
時は幕末。黒船が来航し、日本は開国か攘夷かで、真っ二つに割れていた。 幕府が開国へと向かう中、黒船を襲撃し、異人を殺す過激派まで現れた。そんな過激派に襲われ、黒船から江戸の町へ命からがら逃げてきた異国の娘、ジョリーン。 彼女をかくまうなめくじ長屋の人々。そして尚も命を狙われた時に、颯爽と現れジョリーンを救う仮面の剣士!彼はジョリーンに一目惚れ。動乱の幕末なのに、空に舞うピンクのハートマーク。青い瞳が好きなのか、彫の深い顔立ちが好きなのか……。 日本で始めて、「LOVE」と言う言葉を知り、自らをLOVE之介と名乗り戦う、仮面の剣士の運命やいかに! SOULミュージックに乗せて贈る、劇団EASTONES渾身の第5弾! 「こんな時代に、よいのかこれで……」
2011年11月20日夜、観劇。
最近小劇場系のお芝居を知って、いろいろ観はじめたのですが、この「LOVE之介♡」は、小劇場というよりも、明治座あたりのお芝居を見た気分になりました。
ふざけたタイトルにも関わらず、本格的なエンターテイメント時代劇。
富蔵役の石田武さん、お虎役の堂面一るこさん、種吉役の青木主税さんらの芝居がしっかりしているからだと思います。
驚いたのが、役者たちの動き。
小劇場の時代劇では、やたらと殺陣に力を入れているところが多いですけれど、ここはその中でも頭一つ上って感じでした。殺陣だけじゃなく、側転、バク転、連続転となんでもあり。
小春役の吉浜愛梨さん、女性ですがすごかったです。SASUKEとか、出て欲しい。
これら役者の動きを観るためだけに、チケット取っても良いと思います。
笑いの場面も計算されていて、安心して笑えました。
始まったばかりなので、ネタバレ止めておきます。
あ、俳優はイケメン揃いでした(笑)