テーマをお出かけにしようか歌舞伎にしようかと迷ったのですが、まあ内容からいって歌舞伎かなと。
今日は、朝からくまにゃちゃんとクラブツーリズムの文化祭 「歌舞伎を100倍楽しく観るコツ教えます!」に行ってきました。
元歌舞伎座支配人金田栄一さんの講演ということで、私もくまにゃちゃんも業界裏話的なことを期待してしまっていたのですが、正当な歌舞伎基礎講座でした。
まあ、しょうがない。クラブツーリズムだし。文化祭だし。
「あの役者、実は××で・・・」なんて話が、1000円で聞ける訳は無いのだ(笑)
10時からの講演だったのに、時間を30分勘違いしていて(終了が11時30分だったから)、途中で気づいてものすごく焦った。
やはり、朝起きたらスケジュール確認するようにしよう。
マチネとソワレ間違えて無駄にすることも何度かあったし。
スケジュールが完璧に頭に入っていたころとは違うのだと自己認識しなくちゃ。
講演が終わった後、新宿から浅草に移動して、東京時代祭を観に行きました。
お目当ては安宅丸に乗る中村座の御一行。
12時40分に着いて、係りの人に開始時間を聞くと「13時からですよ」というので、お昼も食べずに場所取り。
雷門通りはとても混んでいましたが、馬道通りはまだまだ余裕あり。道路に敷かれた白いシートの上に座って待ちます。
しかし、待っても待っても、何も始まらない。
お腹すいたし、お尻は痛いし。そのうちアナウンスで「行列の開始は13時50分になります」とかいう。話が違うぞ。
くまにゃちゃんと「先にご飯食べようか」「でも、みんな動かないし、もうちょっと様子をみよう」「動いてる人もいるけどね」「でもせっかく今まで待ったしね」とか言っていましたら、13時30分頃に賑やかな音が聞こえてきました。
「あ、動かないでよかったね!」
行列の先頭の金龍の舞いです。
そして、中村座の安宅丸は二番目。金龍のすぐ後。
ご飯食べに行っていたら、見逃すところでした。
仁左衛門さんと勘三郎さんがならんで、その後ろに彌十郎さん、勘太郎さん、新悟さんの姿が見えます。
反対側に孝太郎さん、七之助もいました。
ワタクシ、つい目立ちたい心で昨日観た平成中村座のチラシ(カバンに入りっぱなしだったの)を見えるように持って、手を振りましたところ、何故か彌十郎さんは大きくうなずいてくれました。「わかりましたよ」的な(笑)
そして、感激したのは勘太郎
大きく目を見張って、まるでお友達のように笑って手を振ってくれたのです。
いいひとだー
思わず「きゃー」と声をあげてしまったので、私もくまにゃちゃんも、勘太郎ファンだと思われたと思います。
いや、でも今日のことだけでファンになっていい。とっても素敵な笑顔でした。
その後も、笑顔を振りまく勘太郎丈
勘九郎襲名おめでとうございます。
くまにゃちゃん、おつかれ。待った甲斐あったよね~vvv
このあと、遅いお昼でマグロ丼を食べ、夜は2号さん(大学の先輩)と3人でカラオケ。
ものすごく内容の濃い一日でした。