ちゃたらーのお昼休み

どうも。ご無沙汰しています。ちゃたらーです。

愛犬モグがいっちゃいましたのブログを最後にぷっつり更新していなかったので、一部にはご心配おかけしました。

元気です。

ちょっとずつ、というか結構??お芝居なんかも見に行っています。

忘れないうちに書きとめておかなくちゃねと、ひさびさの更新です。


まずは赤坂ACTシアターの「ロミオ&ジュリエット」城田ロミオと山崎ロミオ、どちらも一回ずつ見てきました。


9/12(月) マチネ

ロミオ城田優  ジュリエット昆夏美  ティボルト上原理生  マキューシオ石井一彰  死のダンサー中島周
9/21(水) マチネ

ロミオ山崎育三郎 ジュリエット昆夏美 ティボルト平方元基 マキューシオ良知真次  死のダンサー中島周


ジュリエットはどっちも昆夏美さんでした。すっごく小さい。城田君とは差があり過ぎて少々不自然でしたが、お歌はとても良かったですよ。事前に学習したのがくまにゃちゃんに借りた宝塚星組のDVDだったので、その某トップ娘役と比べたら格段に上手。


ロミオは、どちらもそれなりに魅力ありました。

個人的には、城田ロミオの方が見た目美しいし、演技も熱くって好きなんですが、原作のロミオに近いのは山崎ロミオかな?って気がしました。どっちも良かったです。


差がついたのがティボルト。いえ、私の中でね。

最初に見たのが上原ティボで、ちょっと暑苦しいけれど(失敬)ティボルトらしい狂気や猛々しさを感じられて良かったのですが、平方ティボは「どうしちゃったの?」と言いたいくらいに、よわよわでアマアマ。悩める青少年みたいなディボルトで、イメージが違いすぎるっつーの!ひとりで勝手な役づくりしてるんじゃないっつーの!

と、内心突っ込んでしまいました。歌上手なんだけれど、優等生すぎるのよ。

ま、あくまで個人的な感想です。


マキューシオは、顔は石井マキュの方が良かったかな程度の感想。うん、どっちもどっちということで。

死のダンサーは両日中島周さんでした。良かったです。身体の動きとか雰囲気がすばらしかった。そうなるともう一人の大貫勇輔さんが見たかったなあ。


と、ここまでがダブルキャストの皆さんへの感想なのですが、このお芝居には何と浦井健治くんも石川禅さんもカナメちゃん(こと元宝塚トップ涼風真世)も出ているんですよ。豪華ですね。

主役が若いぶん脇がしっかりしているというか(?)、他の役者さんたちもそれぞれ上手い人揃えてました。

浦井くんは、相変わらず素敵。すごくいい役ですよベンヴォーリオ。
ちなみに私、星組のDVD見たときはベンヴォーリオ役の涼紫央に転びそうになりました。


石川禅さんは、エリザのフランツ・ヨーゼフ依頼ですが、何だかハッチャけて若々しくなっていました。


最後にもうネタバレ解禁かなということで書くと、このロミオ&ジュリエット、何を間違ったか現代版になっていて、携帯電話とかノートパソコンとかが小道具に出てくるのです叫び


ジュリエットが死んでしまった!という衝撃的な場面の直後に、ベンヴォーリオが携帯を出してロミオに電話。

すると「おかけになった電話は電源が入っていないか・・・」の放送。客席が一斉に噴き出すのは、浦井くんが可哀想だった。

そして、ロミオが本当に死んでしまった!の場面では、「ロミオ、神父様のメールは見なかったの?!」とジュリエットが叫ぶ。興ざめだよ~。

小池先生、どうしちゃったの。

衣装も振りつけも『ポップでロックなR&J』(公式HPより)というよりは、バブルのころのニューハーフショウっつーか、ザッツ大阪テイストでした。仮面舞踏会の場面は、もろに80年代のディスコを彷彿としました。


でも、観て損は無いと思います。

携帯とかノートパソコンを頭から消し去って余計なことを考えなければ、曲もいいし楽しめます。


フランス版も来日してくれるみたいで楽しみです。

(フランス版、YouTubeでみたら、ものすごく良かった。これ見てから日本版見ると、ちょっと物悲しいかもね)