星組
ミュージカル・ショー
『ノバ・ボサ・ノバ』
-盗まれたカルナバル-
作/鴨川清作 演出/藤井大介
ロマンティック・ミュージカル
『めぐり会いは再び』
-My only shinin’ star-
~マリヴォー作「愛と偶然との戯れ」より~
脚本・演出/小柳奈穂子
本日、くまにゃちゃんから譲ってもらったチケットで観劇して来ました。
ずいぶん久しぶりの宝塚です。
最後に見たのは貴城けいさんの坂本竜馬だったかな。あれがトップお披露目公演で、しかもその一作でトップ退団だと聞いたときには、どんな事情があったかしらねどお気の毒にと思ったものなり。
それはともかく、今回見たのは星組。現在の星組トップは柚希礼音さんです。読めますか?
ゆずきれおん。とっても宝塚らしいお名前ですね。
私のお友達のくまにゃちゃんはこの礼音にメロメロで、木、金、土、日(千秋楽)と観に行く予定だったため、今日のチケットを一枚私に譲ってくれたというわけです。
もちろん、今日までにもくまにゃが何度も何度も観ているということは、言うまでもありません。
それが宝塚ファンクオリティ。
私も、かつて某雪組トップ(が三番手くらいの時)を追いかけていた時には、一ヶ月毎日劇場に通ったものです。
それが宝塚ファンクオリティ。
しかし、残念ながら、今の私にそのころの情熱はありません。
今回のも、くまにゃの強い勧めがなければ見に行くことも無かったのですが・・・・・・いやいや、侮って悪かった。行って良かった。面白かった。
『ノバ・ボサ・ノバ』は、何度も再演されている名作の名にふさわしいショーで、カーニバルの盛り上がりなどは珠玉のできといえましょう。初演が1971年ということで、今風ではないところもかえって新鮮。40年前に観たとしたら、むちゃくちゃ斬新。すごいぞ鴨川清作。
一方、お芝居の『めぐり会いは再び』は、くまにゃが何度も「ちゃたらーは怒るかもしれない」と言っていたので、それなりに覚悟して観たのですが、いやいやいや、怒らないよ。笑ったよ。
長い付き合いのくまにゃなのに、私のことを誤解しているよ。私は「バカは嫌いだが、おバカは好き」なのである。「中途半端な子どもだましは嫌いだが、徹底した子どもだましは好き」なのである。
オチが分かっていようが、話が安直であろうが、ジェンヌたちが千秋楽近くて好き放題やっていようが、まるっとくるんで笑えたからよし。
唐突に出て来た平井堅の「LIFE is…」もよかったです。うん、全く空気が変わったけど。
個人的には、トップの柚希礼音よりも涼紫央が気になりました。名前読めますか?私は読めませんでした。(だから答は言わないよ)
涼さん、遠目に見ると若くて美しかった頃の高見沢さん(@アルフィー)のようでした。ええ、誉め言葉です。
でも、ダンスとなると非常に残念な感じ(失敬)
それでも、ペーさんとかの時代だったらトップになれただろうになあ。
今は厳しいだろうなあ。まあ、それでも今後の彼女に期待大。専科に行くかな。
そんなこんなで、くまにゃちゃん、貴重なチケットありがとう。
また誘ってちょ。
こんな感想だけど(笑)