ちゃたらーのお昼休み

ロシア旅行最終日はトレチャコフ美術館。やはり館内は撮影禁止ということで、今日のブログは写真これだけ。


予告通り、ロシア旅行でのちゃたらー最大のピンチ(何故かふたつ)について語ります。


まずひとつはロシア通貨ルーブル足りないよ事件。タイトルそのまんま。


私とくまにゃは成田を発つときに日本円で1万円分をルーブルに、5万円をドルに替えていた。

事前に聞いた話では、使える通貨はルーブル(現地通貨だから当たり前)かドル。ロシア国内ではドルからの両替はできるけれど円からの両替はできないとのこと。

ルーブルなんて余らせたらどうにもならんから、最低限、食事のビール代くらいを持って行って、後はクレジットカードとドルで乗り切ろうと思ったのだ。

実際のところ、思いの外モスクワの物価は高かったものの、ビール代は日本と変わらないから一万円分あれば十分だった。

十分だったがために、ロシア美術館かどこかの売店で琥珀のアクセサリーを買うのに「ルーブルが足りない」と騒いでいる亜土ちゃん(仮名)に1000ルーブル両替してさし上げた。レートは3100円が正しかったのに記憶違いで3400円とボッタクってしまったことを懺悔しておく。


持ってきたルーブルの約3分の1を手放しても、それでも最終日のご飯代まで余裕で残っていた。そのハズだった。


そして、日本に帰る日の前日、ツアーはモスクワの大手スーパーマーケットによった。雰囲気はイトーヨーカドーヨーカドー

ワインだの酢漬けだのボルシチの素だの、土産にもなりそうな食材が山のようにあり、ガイドのアナトリーさんの案内でみんなカゴ(カート)の中に次々と品を入れていく。

私は手元不如意を心配したものの、クレジットカードが使えるとのこと。

念のためレジを見に行ったところ、光り輝くVISAマークキラキラ


これなら安心えへ晴れ


気が大きくなった私は、アナトリーさんお勧めのワインだのビールだの木の子の酢漬けだのニシンのオイル漬けだのボルシチの素だの香辛料だの・・・とにかく心の琴線に触れたものをせっせとカートに詰め込んだ。


そしてレジでのこと。

クレジットカードを出した私に、ロシアのパートのおばちゃんは「ニェト」と言う。

NO?使えない??なんで???


だってここにVISAマークあるじゃん!!そう言いたいのだが、全くロシア語はしゃべれない。

(もちろん英語でもしゃべれないが、相手がそもそも英語しゃべれないから、それはどうでもいいとする)

アナートリーさんを探すも、フロアの案内を終えて既に自宅に帰ったとのこと。

チクショー最後まで面倒見ろよ。


そして、肝心な時(私にとって)に限って添乗員ワタナベの姿も無い。


「ドルで払えないか」英語交じりの身ぶり手ぶりで交渉するも、当然通じない。(私の英語力のせいじゃないと思いたい)

私のところで、レジが長時間止まってしまう。


ああ、ダイピンチあせるあせる


くまにゃが「200ルーブルなら貸せる」といい、私が持ってる限りのルーブルを吐き出しても、まだ1000ルーブル近く足りない。

焦った私は、後ろに並んでいたマブルさん(当然仮名※)に叫んだ。

「ゴメン、1000ルーブルかして!円で返す!」


「うん」私の気迫に押されたのか、この日本人がモスクワ市民に迷惑を掛けている状況を早いとこ何とかしなくてはと思ったのか、彼女は自分の財布から1000ルーブルを出してくれ、私はそれで何とか会計を済ませたのだが・・・・・

そのマブルさん(※)は、おもむろに自分のカートから一番高いワインと木の子の酢漬けを退けたのだ。


えっ、嘘ゴメン!!ルーブル足りなくなっちゃった??←極悪


「いいのいいの。もともとルーブル余らせてもしょうがないから無理やり買おうとしたものだし」

そう言ってくれたが、そのお高いワインも木の子の酢漬けも、私はしっかり買っているガーン

彼女だって、本当は欲しかったに違いない。

私があきらめればよかっただけのことなのよねー沈


言い訳させていただくならば、その買い物の前にホテルのロビーで、彼女の方から「ルーブルかなり余ってるから、両替しますよ」という話はあったのだ。

それでくまにゃは1000ルーブル両替していたのだが、私は「クレジットカード使えるみたいだからいい」と断っていたのである。

断っていて、この始末ダウンダウン


本当にすみません。そして、恩人なのに最後まで名前も知らないということにも大反省だ。


(※)マブルさんと言う呼び名は、私とくまにゃでつけたコードネームである。共通の友人青森のマブルさんにちょっと似ているというだけでツアー中、私とくまにゃの間では彼女は「マブルさん」だった。

ちなみにカイセイママズのリーダーのコードネームは「ヒトミさん」だ。これは、広島のヒトミさんに声が似てるというだけ。コードネーム「亜土ちゃん」は水森亜土に似ているからで、「スーちゃん」はキャンディーズのスーちゃんではなく橋田スガコに似ているから。

そんな話はどうでもいい。

ここでコードネームで呼び掛けるのは何だけれど、あの時の恩人マブルさん(仮名)に心から感謝とお詫びを申し上げたい。


ありがとうすみませんでした!!


帰り成田で、このブログのURL教えたんだけど(でも何故か名前は教えてないし聞いてもいない汗)、たどり着いてくれたかなあ。

もし見てたら、コメントくださ~い祈る


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ふたつ目のピンチは、午後に!