周囲の評判がよろしくないので、ギリギリまで「桜田門外の変」と悩んだのですが、上映時間帯の都合でこっち見ました。

男女逆転「大奥」


ニノが水野のキャラじゃないという話は散々聞いていましたが、ホント間違ってるわー(笑)

ニノは美形キャラじゃないのよ~あせる

前にも言ったけど、穂積ぺぺの若いころに似ている。

ええ、もちろん「若い時の」ね。『飛び出せ青春』とかやってたころの。

青春キャラなら許すけど(ニート役とかね)、美形じゃないのよー泣

しかも台詞まわしが今時の若者だから、時代劇合わないのよビックリマーク

違和感ありまくり。


時代劇合わないといえば、他の若者も合ってないんだけどさ。

鶴岡ー!剣の使い手という役どころなのに、本身で襲った時、足袋でしゅるしゅる滑ってるなよーダウン

関ジャニめー!

彼は、多少美形キャラかと思って期待していたけれど、早々にニノに負けて消えて行きました。


大奥美男3千人(実際は800人との松島様の弁)といいながら、最後の場面で「選りすぐりの美男50人を集めよ」と言われて集合した面々に玉木宏意外の美形がいない(笑)


ああ、想像していた通りのガッカリ感。

拾いものは、お父さん役の竹脇無我だけだわ。私の大岡様。

佐々木蔵之助は好きな役者だけれど、藤波の役はいま一つだったわ。残念。

残念といえば、お針子が針を無くした時のエピソードが割愛されていたのも残念だったわ。

とかいろいろ文句を言っていても、ほぼ予想通りなのでそれほどダメージは無かったです。はい。


そんな私の耳に、映画館を出る際、ご夫人達(レディスディのお昼どきは妙齢のご婦人が多いのだ)の会話が飛び込んできた。

「面白かったわねー男女逆転だって」

「女がみんな働いていて、笑っちゃったわねぇ」

「最後もよかったわね」(←嵐のエンディングのことではなく)


ああ、そうだ。

私もよしながふみの「大奥」を読んだ時に、面白いと思ったのよ。

なのに、今日の映画ではニノがどうとかジャニタレがどうとかあらさがしばかりして・・・・・

肝心の映画を楽しむ心というものを忘れていたんじゃないかしら泣あせる


反省した直後、

「それというもの、こんなキャスティングをするからだーむっ

やっぱりニノへの不満が噴き出したのでした。


これも、映画の楽しみだよね。←見てから文句言うの。


ペタしてね