今日も、寒かったですねー。
寒いと、まったく外に出る気がしません。
つか、自転車だから雨降ってると行動できないの。
今日も一日、お家でコーヒー飲んで本読んでいました。
魂萌え !/桐野 夏生
¥1,785
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ささやかな<日常>に、豊饒な世界を描き出した、再生と希望の物語。
夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。8年ぶりにあらわれ強引に同居を迫る長男・彰之。長女・美保を巻き込み持ちあがる相続問題。しかし、なによりも敏子の心を乱し、惑わせるのは、夫の遺した衝撃的な「秘密」だった。
『OUT』や『柔らかな頬』、『グロテスク』同様、世間という荒波を、揺らぎながら漂流していく主人公。これまでの作品のような犯罪は出てこない代わりに、人々の日々の細部が、丹念につづられていく。
「これから先は喪失との戦いなのだ。友人、知人、体力、知力、金、尊厳。数えだしたらキリがないほど、自分はいろんなものを失うことだろう。老いて得るものがあるとしたら、それは何なのか、知りたいものだ」(本文より)
たったひとりで、老いと孤独に向き合うことを決意する主人公。世間と格闘しながら、変貌を遂げていく敏子の姿は、読む者に大きな希望を与えてくれる。私たちが生きる、ささやかで儚い日常という世界を舞台に、著者の新たな代表作が誕生した。

少し前にテレビドラマ化されていたり映画化されたりしていたので、タイトルだけは聞いたことがありました「魂萌え!」

しかし、読んでみて、こんな話だったとは目

還暦を迎える男女(主に女)の話にタイトル「魂萌え!」って(笑)

このビックリマークビックリマークは何なのだ?


タイトルの意味はよくわからないけれど、話はよくわかりました。

59才になっても、60才すぎても、人って簡単には枯れないものですね。

老いて行くなかでの色々な問題、不安と孤独。

自分も60くらいになったら、こういう思いをするのかもしれないし、全くしないかもしれない。

でも、吉田兼好もいいました。「先達はあらまほしきことなり」

これから老いを迎える立場として、とても勉強になりました。はい。

主人公敏子と3人の友達が、ちょっとSex and the Cityっぽくって面白かった。日本だと(そして歳をとると)こんな感じになるのかな、みたいな。

それにしても、昨日は16才の女子高校生の話、今日は59才の女性の話リラックマ

いろいろあって楽しいね音譜


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