- 今日は寒かったですねー。
- 一日家にいたので、この間図書館で借りた本、2冊続けて読みました。
- 武士道シックスティーン/誉田 哲也
- ¥1,550
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- 「ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は」剣道エリート、剛の香織。「兵法がどうたらこうたら。時代錯誤もいいとこだっつーの」日舞から転身、柔の早苗。相反するふたりが出会った―。さあ、始めよう。わたしたちの戦いを。わたしたちの時代を。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、正面打ち一本。
- 武士道セブンティーン/誉田 哲也
- ¥1,550
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早苗は成績重視・結果主義の剣道強豪高へ、香織は個人主義から部に忠義を尽くし始める。ふたりの武士道の時代(研究中)が幕を開けた―。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、正面打ち二本目。
漫画読むみたいな感じでサクサク読めて、面白かったです。
この春映画化されるとか。あ、漫画も出でいるみたいですね。
漫画はともかく、映画の方は(公式サイトをさっき覗いてみたのですが)、ストーリーが変えられていて何やらよからぬ予感がしました。でも、役者はみんなかわいいです。女の子も男の子も。
新免武蔵を心の師とする磯山香織の、最初のころのかなり偏った考え方が結構気に入っていた私は、彼女が成長していくのがちょっと残念というひねくれた読み方をしてしまいました(笑)
これで終わりと思いきや、武士道エイティーンもあるみたい。そのうち読みます。
ついでに、もうひとつ今週読んだ本。
- 勘九郎日記「か」の字 (集英社文庫)/中村 勘九郎
- ¥700
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勘三郎(勘九郎)の自画自賛が全体の半分(笑)だけれど、楽屋裏の話なども聞けて面白かったです。
勘三郎の若い時の話とか、芝翫さんとのやりとりとか、橋之助、福助兄弟の話やら二人の息子の話やら、いろいろ。宮沢りえちゃんの話が出て来たところでは「そう言えば噂があったんじゃなかったっけ?!」とすっかり忘れていたことも思いだしました。
これを読んで、勘三郎は勘太郎のことをかなり買っているのだなあと改めて思いました。
今月の歌舞伎座の連獅子を思い出しながら読むとまた一興。