
今日、女子フィギュアが盛り上がっていたお昼時、私はNさんといっしょに神田にいました。
そして、Nさんに誘われて入ったお店「伊勢ろく」
神田駅西口のすぐ横だけれど、言われなかったら見逃してしまいそうな狭い入口。
このお店、なんとお昼のメニューは「親子丼」だけ

注文しなくていいんです。
入り口はいったら、席に着くまでに、
「ふつう?大盛り?」と聞かれて、
「ふつう」と答えると、すぐにお茶とお吸いもの、そしてアツアツの親子丼が出てきます。
親子丼の「おいしい食べ方」というのが席に置いてあって、
まずフタを小さく開けて七味を三つ葉の周りにさっと振りかけ、またフタを戻して蒸す。
三から五秒ほど待ってからフタを開けて、すみのほうから卵を崩さないように一口ずつ取って食べる。
二、三口食べたら、口直しに香の物を軽くつまむ。
けっして香の物をご飯に乗せたり、卵とご飯をかき混ぜたりしない。
言われたとおりに食べてみると、玉子はふんわりトロトロ、甘くて美味しい

肉は歯応えあり。しっかりと鶏肉の味がします。
「おいしいねー
」と言うと、

「でしょー
」とNさんも嬉しそう。

「私も連れて来てもらったんだけれど、そのひとは大盛りを飲むように食べていたよ」
「あはははは」
私も家人を連れてこようかな。
ごちそうというのは、値段とか関係なく、食べて幸せな気分になるもの。
誰かに食べさせてあげたい気になるもの。
ここの親子丼は、680円だけれど、ごちそうです

Nさん、教えてくれてありがとう。
ごちそうさまー


