ちゃたらーのお昼休み

ガンコ一徹、職人気質の社長が倒れた!!
跡を継いだ息子は古い体質を改善しようと大改革を宣言!!
が、従業員とのミゾは深まるばかり。

働けど働けど報われない毎日。
東京は大田区の町工場を舞台に、じいちゃん、ばあちゃん、若者達が大バトル。
工場の親子三代を軸に
様々な価値観がぶつかり合って、見えてきたものは・・・・・?

「池袋モンパルナス」「Big brother」の小関直人・山田昭一コンビ。
2008年初演、好評につき再演。


出演:
鈴木瑞穂・菊地佐久子・千田隼生・谷田川さほ・佐藤文雄・郡司智子・
長谷川由里・横手寿男・説田太郎・館野元彦・栗木純 


くまにゃちゃんと一緒に見てきました。

いつも見ている演劇がたいがい派手なので、今日のこれはあまりに地味というかフツーで、最初のうち違和感がありました。

いや、違和感というと誤解されそうなので、付け加えます。

「演劇」を期待していったら「日常」があった。そんな違和感です。

工場で主役の男性が孤立していく様子などは、管理職だった自分の身に置きかえて苦しかったくらいです。

工場再建のためのコストダウンやリストラも、私的には納得できたので、それを責められる彼がかわいそうでかわいそうで(笑)

結局はそれは間違いだったという結末で、しかも工場のみんなの努力が認められて、夢も希望もある大団円。

「世の中そんなに甘くは無いよ」というちょっと意地悪な気持ちにもなりました。すみませんaya


けれども、人は何のために働くのかとか、100のうちたった2つの間違いでも蔑ろにしちゃいけないとか、

大切なテーマもちりばめられていて、所々に泣かせる場面もあり、いいお芝居だったと思います。


キャンディーズ、ピンクレディ、ジュリーのナツメロ音譜懐かしかったです。


帰りの電車で高知出身くまにゃちゃんが、

「積み上げられていた段ボールが、土佐文旦みかんだったね」と言ったのがおかしかったです。

それに気づいたのは、くまにゃちゃんくらいです。ぷぷ・・・にこり


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