
食欲をぶっ飛ばすのに「歯磨き」というのは、いい手なんですよね。
ジョニーさんの言うように、歯を磨いたらしばらく食べる気がなくなります。
そこで食欲をぶっ飛ばす究極の方法は「歯科矯正」です。
私、不惑の声を聞いてから、突然歯科矯正をしました。
子どものころから大きな八重歯が、それも両方、ありました

八重歯というと可愛いですが、私の場合はむしろ牙



口を閉じていても小鼻の下あたりがプクッとふくらんでいたので、ビーバー
とかいわれていました。

「国際人として活躍するには、この歯並びではよろしくない」
などと真面目に考えたこともありましたが、国際人として活躍するには、
歯並び以前に語学力が問題外でした



なので、まあいいや
と長い間放置していた歯並びを、四十もすぎて突然矯正したのは、本当に衝動買い



丸の内の歯医者で歯周病予防をしてもらっていた時、歯並びが悪いとどうしても磨き残しができるみたいな話題になり、いつものように矯正を勧められました。
いつものようにというのは、ワタクシのその牙は歯科医の心をくすぐるらしく今まで通ったほとんどの歯医者で矯正を勧められたのです。
それまでは「高いし、別に日常不便でもないから」と断っていたのですが、その時はフッと魔が差して、というと表現が悪いので虫の知らせくらいに言い変えるか、それも違うな、ようはなんだか不思議な感覚で「やってもいいよ」という気持ちになったわけです。
そのつい頷いたときから約2年半、私の口の中に矯正器具がありました。
そのつい頷いたときから約2年半、私の口の中に矯正器具がありました。
あの矯正器具、マジ食欲ぶっ飛ばしNO.1

食べたものが前歯といわず奥歯といわず、器具と歯の間にまとわりつくわけです。
食事したら すぐに歯磨き
あたりまえ←当時の座右の銘


しかもその歯磨きも、隙間の掃除したり、歯間ブラシやフロス使ったり、手間ひまかかります。
もう、間食しようなんて気持ち、サラサラ起こりません。
つか、オフィスでもどこでも人前で何か食べるという気にならない。それが歯科矯正。
一度、うっかり、オレオ
もらって食べておしゃべりして笑ったら、目の前の子がさっと目をそらしました。

ハッとして洗面所に行って鏡を見たら、前歯の上にも下にも黒いのがペッタリですよ。うえーん

今の大河「龍馬伝」の岩崎弥太郎の歯が汚いのを見て胸が痛むのは、きっとその時のトラウマですよ。
ミートスパ


そういうわけで矯正を始めた最初の1年は、間食も減り、食欲自体なくなっていましたね。はい
