旅王国 青森・弘前・秋田 昭文社
開運旅行の計画のため。
しっかり「第一回脳内会議」ができました。
その模様はのちほど中継します(笑) →リンク
どうぶつたちからの贈り物 植村聰
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ちゃたらーは、たまに「生き方本」とか「スピリチュアル本」とかに手を出します。
これは「幸福な人生を歩むために不可欠な9つの思考習慣」について、かわいい動物が教えてくれるというので、読んでみました。あっという間に読めます。
動物を主人公にした創作童話で語る9つの思考習慣とは以下の通りです。
① 上昇思考
② 可能思考
③ 行動思考
④ 楽観思考
⑤ 柔軟思考
⑥ 自愛思考
⑦ 尊重思考
⑧ 喜与思考
⑨ 貢献思考
これらの思考を養うための「創作童話」が全部で45話もあります。
一番最後のお話を作者の許可はいただいていませんがそのままご紹介します。
一匹のメスのカンガルーが散歩をしていると、ゴツゴツととがった石がいくつか転がっている道に出くわしました。
「とがった石がゴロゴロしていて危ないわ。誰かがケガをしたら大変だから道の石を片づけておきましょう」
こう考えたカンガルーは石拾いをして、道をきれいに片づけました。
偶然、それを木の上で見ていたコアラは、カンガルーの行いに感心し、その道を通る動物みんなに話しました。そのため、カンガルーの評判はぐんぐんアップしました。
やがて、その評判を聞きつけたオスのカンガルーがコアラにこう懇願しました。
「実はボク、お嫁さんを探しているんだ。その心優しいカンガルーを紹介してくれないかな」
その結果、コアラの仲介で、二匹のカンガルーはめでたくゴールインすることができました。
この話で作者が言いたいのは「さりげない気配りができる人は他人から好意を持たれるため、その人たちの力添えで幸福のチャンスを招き寄せることができるようになる」ということらしいです。
メスのカンガルーを丸の内OL、コアラを総務部の次長、オスのカンガルーを営業部の花形サラリーマンと読みかえると、なんともショッパイのは私だけでしょうか