
実は苦手。苦手というか、しないで済むならしたくない

だから、プライベートで掛けることはほとんどないし、携帯電話の通話料金は無いに等しいです。
そもそも携帯不携帯という評判。
親からかかってきた時も、話題が無くて無くて
、「ふん」「ふん」「へぇー」「あ、そう」「ふぅーん」

ただひたすら相槌を打っています。
しかしながら、仕事ではワタクシ「テレアポのスペシャリスト
」ということになっています。

テレアポ営業部の長をやり、テレアポ教材を作り、テレアポ研修で全国各地に出張させていただきました。
楽しかったです



そんなわけで、せっかくのブログネタなのでちゃたらーのテルアポ実践講座その一、突然開催します。
これ以上新しいテーマ作ってどうするという声もあるでしょうが、会社辞めたら暇になるし
22年の営業で培ってきたノウハウをこれから営業しようという人におすそ分けしようと思います。

はい。
テルアポで一番大切なこと、精神論は横に置いておいて、まず用意するもの、それは「スクリプト」

たいがいの営業組織では、研修時にスクリプトをもらうと思いますが、それ、そのまま使っちゃいけません。
まずは、実際に電話をかけるつもりで声に出して読んでみて、自分じゃ言いづらい言い回しや、ちょっと違うと感じるところをチェックして、自分の言葉に置き換えます。
例えば私の場合「さようでございますか」は全て「そうなんですか」と言いかえました。
「さようでございますか」なんて普段の会話で使ってないから、突然使うと妙な時代劇オタクみたいで(事実そうだけど・笑)変なんだもん

使い慣れた言葉が一番
もちろん、失礼にならない程度に。

ちなみにこの「そうなんですか」も「そう」に力を入れて「か」は消え入るように。
間違っても「か」にアクセントを置かない。そこは重要ポイントです(笑)
そしてスクリプトは常に改良していきます。
スクリプトの余白や別ノートにお客様から言われた言葉を書きとめて、電話を切った後、その言葉に対する自分の応酬話法を思い出し、本当にそれがベストの応えだったのかを考えます。
アドリブで答えた言葉の中にキラリ
と良いものが混ざっていることもありますが、大概は、後でじっくり考えた方が良い応えが見つかります。

そして、本当にテルアポ上手くなりたかったら、ICレコーダーで自分の電話を録音するといいですよ。
私はソニーのを使っていました。これより古い型のやつね

- SONY ステレオICレコーダー 4GB SX850 レッド ICD-SX850/R/ソニー
- ¥19,800
- Amazon.co.jp
これはキャリアカウンセリングの勉強で「逐語」(自分の話した言葉を録音して全部文字に起こして、ひとつひとつ確認するという作業・汗)をやって知ったのですが、自分がしゃべっているのって客観的に耳にすること無いじゃないですか。後で思い出して頭の中で再生すると、かな~り美化してます。ほんと。
それが、レコーダーで再生されるとそのまんま再現されますから、声にしろ内容にしろ、もう部屋の中駆けまわりたいくらい
恥ずかしいのですが、欠点が色々わかって勉強になります。

私の場合は、もともとすごく早口なので、意識してゆっくり話をしているのですが、それでもやっぱり早口になっているということがよくわかりました。相手の言葉が終わらないうちに話しだしていますね。
ちなみに普段自分でしゃべっている時には思ったことも無いのですが、レコーダーで聞いた改良前の自分の声は、黒柳徹子に似ていました

あっ、そうそう。テルアポを録音する時、録音するのは自分の声だけですよ

フツー受話器の向こうの声は(素人が準備する)レコーダーには入りませんが、張り切って相手の声まで録音しようとしてはダメですからね。(笑)
ベテランになってもずっとスクリプトは必要です。
改良を重ねた自分の言葉のスクリプトは営業の財産です。
ラーメン屋さんが秘伝のスープに毎日火を通すように、毎日電話の横に置いて、書き込みしてってください。
あー、本業の話だと長くなったので、今日はここまで

今日も元気に行ってらっしゃい
←朝礼の挨拶(笑)
