冬合宿

 

昨年の暮れ、クリスマスの時期に石川県の志賀町にある体育館と陸上競技場にて某高校野球部の合宿に参加しました。

30名弱の部員は元気よく、これまでの練習をしっかり継続してくれていました。

 

冬の練習は体を大きくすることもその目標の一つです。女子マネージャー4名が炊飯器を持ち込んでご飯を炊き、練習の合間におにぎりを選手に食べさせてくれます。

 

昨年の練習から一番に取り組んでいたことは、柔軟性の向上です。私自身が柔軟性アップの為に取り入れた内容を高校生にもやってもらいました。ストレッチも色々なヴァージョンで。

スタティック(静的)よりもバリスティック(動的)なものを多く入れて。

股関節や肩甲骨の可動域を広げて、柔らかくしなやかに使うことと、胸郭の柔軟性の向上に努めました。

また、整体でも行っているippon blade(一本歯下駄)のトレーニングも行いました。初めての体験。野球の動きとは違うところにも戸惑いながらも皆コツをつかんで履きこなしていきます。

 

陸上競技場ではハードルを使ったトレーニング。ジャンプやリレーの要素も入れながら楽しく練習できました。

 

2月はプロ野球ではキャンプ。高校生は3月のオープン戦から4月の春季大会に向けてこれから実践練習が増えてくるので、ケガをしない体を手に入れてパフォーマンスを上げていって欲しい!

 

先月から某高校でコンディショニングの指導を始めました。

 

きっかけは、そこの顧問の先生からのメール。秋の大会で2回戦敗退。秋から冬に「選手の身体操作改革を行いたい」という話でした。

身体が固くて怪我が多く、パフォーマンスが生かし切れていないと考えたようです。

 

私自身の今までの経験と知識をフルに稼働して全力で応えたいと思い、「やらせていただきます」と返事。

 

進学校でもあるその高校は私の家から車で片道2時間はかかります。しかし、やりがいのある仕事!

道中もあれをやろう、これをやろうと色々とアイデアを出しながら、また大声で歌いながら(笑)向かいます。

 

初めて生徒たちを見た感想は「普通!」でした。

今まで、どちらかというと偏差値があまり高くない高校(3校)で指導していたので、勝手に「賢いから飲み込みも早いし、特にやることも少ないのかなあ」なんて考えていました。

 

「なんだ、知らないことが意外と多いな」「身体の使い方分かってないな」なんて、少し偉そうに生徒たちに言ってしまったが、本当にそうだったんですね。顧問の先生も「私も一緒に勉強します」と、とにかく熱い人。

 

熱血漢のその先生のエピソードを1つ。

 

ある年の高校野球夏の県大会の開会式でのこと。大会歌『栄冠は君に輝く』を球場で歌うことになっていて、入場行進をした選手は大会旗の掲揚を見ながら、スタンドの控え部員も起立して一緒に歌います。その時にリハーサルでその先生がスタンドで音頭を取って前奏を口で「パーン、パ、パ、パ、パ、パパパ、パーン、パパ~」とやられた訳です。しかも球場全体に響き渡るような大声で。

 

これには感動しました。

スタンドの控え部員も保護者や一般のお客さんもリハーサルも本番も一緒に歌いました。歌詞がスクリーンに出ているし、皆大きな声で。

 

そんな素敵な先生の頼み事でしたから気持ちよく通えています。

 

to be continued

 

 

一昨年の秋に出会ったippon blade(一本歯下駄)。

 

初めてSNSで見た瞬間、感覚的に「あ〜いいな」と思って、すぐにパーソナルレッスンに申し込み。そこで出会った小平さんのワークに感動しました。パーソナルの回を重ね、気づけば自分が下駄のインストラクターに。

 

初めは足首の具合が良くなればと思うくらいでしたが、段々と下駄の持つ可能性と人間が持つ潜在性に気付きました。形だけの運動や方法に捉われず、自然に身体操作ができることを追求するようになりました。

 

インストラクターの養成講座の時も基礎講座の時も変わらずに感じたことは、「偏らない」です。

ブームはカウンター。振り子は振れ幅が大きくなれば反動も大きいということ。

 

一過性の流行モノではなく、いつまでも”楽しむ”ために下駄に乗ります。

 

力むわけではなく、緩むだけでもない。自然体。体がバネのように動いて、バランスが取れている状態を作る。

偏らない。