2-1『あの時』
ベットでの時空飛行を終えて
イクはしばらく
天井をみつめていた。
なんせ
今日は初めての経験が
目白押し だった。
疲れてバスに乗って
知らない場所に降り、
いつの間にか
不思議ワールドに来ていた。
こんなことって
「現実には起こらないよ」って
ずっと思っていたけど
こうして自分の身に
ふりかかってみると、
もう、どれがホントの
「現実」
なのか わかんない感じ。
クマさんが話すんだよ?
で、
妖精が たこ焼き食べて
イライラだよ?
私の眼に
いったい何枚の鱗が
入っていたと いうのだろう。
「不思議な事」って思っても、
あの知らない世界での
ワークショップで
私は「布」になっていた。
自分以外のものと
参加してたみなさんも
わたし。。。
モリクマさん
ヒントくれないかな。。。
少し前に部屋を出て行った
モリクマさんとコトちゃん。
どこに行ったのかなぁ。。
窓をみると
だんだんと暗くなっていく
ガチャ
あ。モリクマさん。
イクちゃん~
作ったクッキーがあるから
一緒に食べない?
え~!
ホントですか
とっても嬉しいです~
なんか
ん~いいのいいの。
このクッキーもね
ちゃあんと 君が来るのを
知っていたんだもの。
え?!
フフフ。じゃあ
こんなことって
「現実には起こらないよ」って
ずっと思っていたけど
こうして自分の身に
ふりかかってみると、
もう、どれがホントの
「現実」
なのか わかんない感じ。
クマさんが話すんだよ?
で、
妖精が たこ焼き食べて
イライラだよ?
私の眼に
いったい何枚の鱗が
入っていたと いうのだろう。
「不思議な事」って思っても、
体験しちゃったら それはもう、
自分には「現実」な わけで。
そして。
あの知らない世界での
ワークショップで
私は「布」になっていた。
自分以外のものと
一体になり
その思いを味わうことが
できた なんて。。。
参加してたみなさんも
楽しんでたなー。
ドキドキして わくわくして
それぞれの心の中にある
「カタチ」を一生懸命
生み出そうと してたっけ。
それぞれの心の中にある
「カタチ」を一生懸命
生み出そうと してたっけ。
わたし。。。
帰ったら 子どもたちに
なんて話そうかなぁ。。。
そうだ。明日は仕事だ。
ってか、、どうやって
このパラレルワールドから
帰れるんだろぉ、、、
「帰り道はない。」
行き先はある、、って
言ってたよな。。
うん、、、
なんて話そうかなぁ。。。
そうだ。明日は仕事だ。
ってか、、どうやって
このパラレルワールドから
帰れるんだろぉ、、、
「帰り道はない。」
行き先はある、、って
言ってたよな。。
うん、、、
モリクマさん
ヒントくれないかな。。。
少し前に部屋を出て行った
モリクマさんとコトちゃん。
どこに行ったのかなぁ。。
窓をみると
ゆっくりとダークブルーに
変わっていく空。
?
でも、なんだろう、、、
変わっていく空。
?
でも、なんだろう、、、
だんだんと暗くなっていく
夜なのに 今夜は何故か
静けさを 感じない ような。
静けさを 感じない ような。
ガチャ
あ。モリクマさん。
イクちゃん~

作ったクッキーがあるから
一緒に食べない?

え~!
ホントですか
とっても嬉しいです~

なんか
お世話になりっぱなしで
すみません。
すみません。
ん~いいのいいの。
このクッキーもね
ちゃあんと 君が来るのを
知っていたんだもの。

え?!
フフフ。じゃあ
むこうで待ってるね。
はい!
ありがとうございます。
。。。。
そいえば

はい!
ありがとうございます。
。。。。
そいえば
森の中では
ジャスミンさんから
たこ焼きを頂いたなぁ~
なんだかんだ いっても
ジャスミンさんは
「面倒見よい姉御」って
たこ焼きを頂いたなぁ~
なんだかんだ いっても
ジャスミンさんは
「面倒見よい姉御」って
感じだよな~
(妖精って姉御風ダッケ?)
みんな
みんな
優しいなぁ~
ここに来れて
ホント よかったーー
モリクマさんを
待たせちゃうわ。
ワタシを知っているクッキー
。。ってどんなだろう?
楽しみー
イクは部屋を出た。
つづく。

イクは部屋を出た。
つづく。
