推定12〜13才くらいの男の子
その原因は後でわかりますが、、
二階では取りまとめ役
触ることを許してくれない猫たちの中で、部屋の雰囲気をいつも和ませてくれている学級委員長(りこさん曰く)
私もずっと、リョウマを頼りにしてきました。
2ヶ月くらい前から徐々に痩せ始めました。
最初は様子を見ていたのですが、日に日に弱ってくるのが目に見えて分かりました。
少し前に歯の治療もしていたので、そのせいかな、、とも思っていたんですが
元気も無くなってきました。
病院で。血液検査、エコー、レントゲン。
全て調べていただきましたが、結果は
『どこも悪くないです。というより、この年齢でこの数値だとかなりいいですね〜〜』と獣医さんよりお褒めのお言葉を頂きました、、
なんで??
じゃあ、なんで元気もなく、こんなに痩せてきたの?!
体重は約1キロ痩せてました。
少しすると今度は血尿が始まりました。
二階の部屋には6ニャンがいますが、血尿を見た時に、すぐにリョウマと感じました。
確定するために、ひとりだけで隔離して尿を調べましたが、やはりそうでした。
獣医さんに、さらに血液検査やエコー、尿検査などをしていただきました。
尿に大量の血液が混じってますと、、
でも相変わらず原因が分かりませんでした。
抗生剤をしばらく使ってみましょうと言われましたが、食欲もほとんどないリョウマへの投薬はなかなか難しく。。
そのうち、血尿も止まりホッとしましたが、歩きがふらついているくらいになってきました。
一昨日、筆記試験の後の、実践練習会で
ペアワークした方にリョウマとお話していただきました。
そして、同時にりこさんも繋がってくださり、リョウマの今がどうして起きているのかが分かりました。
その原因
世代交代
一年半ほど前に、うちの子として迎えたクロ
この子のチカラが、リョウマを凌ぎ、そして二階の猫部屋全体のパワーバランスが崩れたのだ。
リョウマはずっと二階の猫たちを取りまとめ、穏やかな日常を過ごしてた。
クロは生後4ヶ月くらいの時にうちにやってきたので、最初はリョウマに従っていたけど、やがて身体はどんどん大きくなり、エネルギーは有り余るほどの立派な雄猫へと成長したクロは、どんどん二階の猫たちの中でチカラを発揮し始めた。
リュウマはそのバランスを取ろうと頑張ってくれたけれど、年齢もあり、そのバランスはどんどん崩れていってしまってました。
つい先日も、一階ではなびに襲いかかり
自分も負傷してましたが、、
先生も、『この子は強いね〜』と。。
クロの強さは来た時から感じていたけれど、まさか自分を可愛がってくれた、リュウマを追い込むことになるとは私も想像もしていなく。
そして、このままでは、リョウマの命さえ危なくなる現状に決断するしかありませんでした。
はなびを二階に、クロを一階に、、、
はなびには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、二階にケージを設置して一週間ほど過ごしてもらいながら慣れてもらいます。
昔、いじめていた猫はもういません。
だから、きっと上手くいくよね。
クロは昨日の夜から
ずっと、ずーーっと泣き続けました。
なんでお部屋に入れてくれないの??
どうしてお部屋にはいれないの??
入れてよ〜〜
入れてよ〜〜
泣き止むことはなく、まさに一晩中
ドアの取っ手をガチャガチャガチャ、、
クロはそんなつもりはないんだよね
分かってる
クロはクロのままでいただけなんだよね
でも、クロがこの部屋にいるとバランスが取れないの
ごめんね、、クロ
ほんの二時間ほど前に、声も枯れ、疲れ果てて眠りにつきました。
猫の世界
こうして世代交代は生まれるんだと、改めて強く感じました。
どこも悪くなくても、これほどまでに痩せ、血尿まで起こさせるチカラ関係
猫社会の仕組みには、甘さは全く通用しない、イジメや世代交代の中で、強いものが生き残り、子孫を残すことにより種を護っていきます。
猫の中に色濃く残る野生の血
今回も私の中で大きな出来事となりました。
今はリョウマの復活を願うばかりです。。