今から4年半前に埼玉県で保護した雑種の女の子、奈々。
彼女は、前の飼い主さんから適切に世話をされていなかった様子で、一目で健康状態に問題があると分かるような状態でした。大きく膨らんだお腹は、子供がいるわけではなく、フィラリア症によって腹水が溜まっていたためでした。さらに、飼い主さん自身も苦しい生活を送っていることが伝わってきました。そんな方に対して、私は「この子をどうか保護させてほしい」とお願いしました。
その子を保護すると決めたその瞬間から、数人の獣医さんたちから「命のカウントダウンが始まっている」と告げられました。それほどまでに、奈々の心臓は限界まで悲鳴をあげていたのです。ある医者には「この状態では長くても3年が限界だ」とはっきり言われましたが、あれから4年半が経ちました。
今、奈々は3週間に一度のペースで腹水を抜いてもらい、朝晩、4種類のお薬を飲んでいます。散歩中にはたまに倒れてしまうこともありますが、無理はさせず、彼女が少しでも楽しめるような生活を心がけています。
奈々は私以外の人とは散歩に行ってくれません。それほど私のことが大好きなんです。そんな深い愛情を向けてくれる奈々が愛おしくて、私も奈々のことが大好きでたまりません。
こうして奈々と出会い、心を通わせることができたことに、深い喜びを感じています。今の願いはただ一つ。この時間が、これからもずっと続きますようにと祈るばかりです。
奈々の心臓がこれからもまだまだ動き続けてくれる、そう信じています。
応援してくださる皆様へ。奈々は元気です。
来年の春、満開の菜の花の中を一緒に散歩している奈々の姿を、また皆さんにお見せしたいと思っています。どうかこれからも見守っていてください。
ひかるさん、いつも菜々を気遣っていただき、本当にありがとうございます。。