ドイツに長く住んでいると、やっぱり日本食が恋しくなる。
とはいえ、こちらで日本食をそろえるのはなかなかハード。
真空パックのゆでうどんはEDEKAで約2ユーロ。完全に高級品だ。
そんなこともあって、うどんはもう自分で打つのが当たり前になった。やってみると案外シンプルで、今ではサッと作れる。餃子の皮だって、気合があればイケる。
周りの友人たちもすごい。
味噌を手作りする人、納豆を手作りする人…。そのうち誰かが醬油まで作り出すんじゃないかと思っている。
最近では、料理酒も高くて気軽に買えないから、白ワインで代用。
これが意外となんでも合う。煮物も炒め物も、ワインでそこそこ味が決まる。工夫すれば、なんとかなるもんだ。
でも、やっぱり違う。
帰国したときに食べるごはんの味。
お米の香り、野菜のうまみ、軟水で作る味噌汁のやさしさ。全部が体にしみる。なんだろう、材料も水も空気も、全部が日本の味を作ってる気がする。
そんな味に、思いを馳せながら、日々のごはんを作っている。
帰国したらあれを食べよう、これも食べたいって、ちょっとずつ楽しみを溜めながら。