ばーちゃんの桜が満開になりました。
南の太陽ではなく
北のリビングに向かって枝をのばし
南の太陽ではなく
私たちに魅せるように花びらを広げて
満開に。
今日まで
写真やお花と一緒に
リビングの一角に鎮座していたぷりんの骨壺
前を通るたびにすりすり触って
ぷりんを感じることが出来た
愛しの飼い猫ぷりん
いよいよ 今日
桜の木の下に散骨の時
ちょっとだけさみしい気持ちと
ばーちゃんがいる安心感
記憶も写真も
いつ見ても何度見返しても
かわいい
かわいくてたまらない
戻ってきてよと つい 思いそうになる
そんな私を ぷりんは笑って見ているに違いない
まだそんなこと言ってるの❓ここにいるのに❓って
喉をぐるぐる言わせてるに違いない
だから
私の中にぷりんはいる
そう信じてる
最後の日が来るまでの数週間
私は
これでもかというくらい
ぷりんにアンテナを合わせつつ
行動はあえて普段通りにしていた
理由はうまくいえない
けれども
何度思い返してみてもあれで良かったと思う
ぷりんは 私のいるところに
よろよろと近づいてくることが多くなっていた
気づくと よろめきながら後ろに座っていたりしてた
今までとはちがうことが少しずつ増える時間
さみしいの?辛いの?心細いの?
いろんな気持ちが交差して
私はぷりんをたくさん撫でた
お互いに一つ一つ覚悟を決めていく大切な時間だった
看取りの時間
人も動物もみんな同じ
最後のその時まで
精一杯に呼吸をして
その命を全うするのが自然の摂理
ぷりんとのすべてが素晴らしい経験でした
愛するは愛される
愛しのぷりんがおしえてくれたこと
ぷりん、完。
美葉





