久しぶりの投稿になりました。
タイトルにもあるように、YAMAHAのAPXT-1Aをオークションで入手できました。
今回は、ちょっと訳ありを狙い修理しても格安で手に入れるケースです。
サブ機として手荒に扱ったり、車に載せっぱなしといった過酷な環境での使用を想定しています。
YAMAHAのAPXT-1Aの特徴ですが、
ミニギターおよびトラベルギターはまあまあ販売されてきました。
なぜこの機種を選ぶかというと、
やはりネックがボルトオンである事に尽きます。
ボルトオンだと何が良いかということですが、ネックアングルが調整できる訳です。
ネックアングルが調整できると、サドルを削らないで弦高を下げることができます。
サドルは下げる限界値があり、下げすぎると音量がかなり落ちます。
なのでこのネックアングル調整ができるのはとても大事なのです。
ネックアングルを調整できるのはNTネックのテイラーGS miniくらいなんじゃないでしょうか?
ただエレキギター寄りのアコギなので、生音がいいとか悪いとか評価するような機種ではないことは最初にことわっておきたいと思います。
あくまでもサブ機であり、使用を限定しています。
薄いボディに割とヤマハの血統のエレアコ出力で、バッテリー駆動の小型アンプを使う感じでうまくハマってくれると思います。
たまたま良い案件があり、本体のみ5775円税込、送料2300円税込で、クーポンで200円引できました。
修理に必要な部品をまず手配します。
弦交換→マーチンエクストラライトに交換(手持ち)
ロッドカバー→開けることがないのでシール的なレベルで対応か?ネックが重いのでなるべく軽量化したい。
シム板→アマゾンで購入
※ネックアングルを調整するためのネックとボディのボルトオンの間に挟む調整板のこと
電池交換→手持ちのもので対応
ギターケース→自作する?
作業工程は、
◎ネック角の調整
◎ネックのソリを修正
◎フレットのすり合わせは今回なし
◎全分解
◎ネック付け根とストラップピン根本のボディー割れの接着
◎フレットのクリーニング
◎ペグのクリーニング サビとくすみ取り
◎全体のクリーニング
◎電気系統のガリ取り サビ取り 通電グリス
◎ブリッジサドルの調整
◎ネックナットの溝調整
◎ネックがわのストラップピン追加
◎トップ塗装の白濁は放置か後程塗装するかどうか?
空き時間をみてちょっとずつ進めるしかないのとかなり痛んでいたので、完成まで時間がかかりそうです。
まずは現状を。
ペグもフレットもサビサビ
超白濁。ヤマハクオリティの塗装。
木が割れとる〜
ホコリや汚れもたっぷり。
弦もかなりサビ。それ以前にエレキの弦張ってあるし。
ここも割れとった〜