機械的な修理がほぼ終わったので、後は配線をチューンしていきます。
まずは現状から
これはいけません!
シールド部分だって通電させるわけですから。
せっかくなのでそれも解消させます。
ということで、まずは取り外しました。
※図の線は実際の白い線、白い線と並行に黒い線とアースもありますよ。図は自分が分かりやすい様に記載してあります。
赤い矢印は方向性のあるBELDEN8412を正しく配置するのに必要ですね。
文字の流れる方向で矢印に合わせると良いです。
BELDEN8412は2本ケーブルとシールドなので、黒ケーブルとシールドを一緒にします。
外側の皮膜をむくと紐とか紙とか出ますので、シールドを縮めるようにすると中身が取れるようになります。
また戻すので引っ張ったりしないよう気をつけて外しましょう。
戻す時はシールドをしごく様にするとピタッなって細くなります。
ピックアップはまだハンダしてませんけどこの後しました。
ちなみにハンダもkester44(1.5m 210円)を使います。
溶けやすく使いやすいのでキチンと接触させることができます。
キチンと接触しているとやはり音にそれが出てきますよね。
あと、ハンダ自体の物質も音が良くなる様に感じます。
普通の電子用とは違う様に感じます。
自己満足かもしれませんが、金額もそんなに変わらないので、満足できる方を使っていいと思います。
この後、中で配線がぶらぶらしないよう、固定する金具を取付て、ピックアップの取付ネジ穴もパテで埋め、ネジを切りなおしました。
結構時間もかかり、配線だけで5時間くらいかかりました。
結構時間もかかり、配線だけで5時間くらいかかりました。
音も元々そんなになかったんですが、ノイズもなく、特に低音と芯の太い音に改善された様に感じました。
これで、5万円くらいのギターに成長出来たのではないでしょうか。
割り切って違ういいギターを買うこともいいと思います。どうしようもない問題もありますので。
でも違う選択肢として、安くても気に入っている楽器があれば、自分でいじって愛着を持てる一台にしてみてはいかがでしょうか。
自己責任ですが、できるところからやればうまくいくと思います。







