fresherセミアコ修理003BELDEN配線チューン | 楽器などの修理・改造の実験室 記憶の共有化してみました!

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楽器や電子機器(iPhoneやiPadなど)の修理や改造、これとこれって相性どうなの?といった実験などアップしていきます!
先に試した結果が分かるなら無駄がなくていい!
役立つサイトにしていければと思います。
本当は改造手順のメモ&忘備録である事はナイショですけどね。

機械的な修理がほぼ終わったので、後は配線をチューンしていきます。

まずは現状から
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内部から
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1本の白いケーブルにシールドのアースのかなり細い線。
これはいけません!
シールド部分だって通電させるわけですから。
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サウンドホールからも配線が見えてます。
せっかくなのでそれも解消させます。

ということで、まずは取り外しました。
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位置をメモし、元に戻す時困らないように。
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配線図もこんな。シンプルです。
※図の線は実際の白い線、白い線と並行に黒い線とアースもありますよ。図は自分が分かりやすい様に記載してあります。
赤い矢印は方向性のあるBELDEN8412を正しく配置するのに必要ですね。
文字の流れる方向で矢印に合わせると良いです。
BELDEN8412は2本ケーブルとシールドなので、黒ケーブルとシールドを一緒にします。
外側の皮膜をむくと紐とか紙とか出ますので、シールドを縮めるようにすると中身が取れるようになります。
また戻すので引っ張ったりしないよう気をつけて外しましょう。
戻す時はシールドをしごく様にするとピタッなって細くなります。
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こんな感じになりました。笑
ピックアップはまだハンダしてませんけどこの後しました。
ちなみにハンダもkester44(1.5m 210円)を使います。
溶けやすく使いやすいのでキチンと接触させることができます。
キチンと接触しているとやはり音にそれが出てきますよね。
あと、ハンダ自体の物質も音が良くなる様に感じます。
普通の電子用とは違う様に感じます。
自己満足かもしれませんが、金額もそんなに変わらないので、満足できる方を使っていいと思います。
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スイッチやボリュームなどを元に戻しました。
この後、中で配線がぶらぶらしないよう、固定する金具を取付て、ピックアップの取付ネジ穴もパテで埋め、ネジを切りなおしました。

結構時間もかかり、配線だけで5時間くらいかかりました。
音も元々そんなになかったんですが、ノイズもなく、特に低音と芯の太い音に改善された様に感じました。
これで、5万円くらいのギターに成長出来たのではないでしょうか。

割り切って違ういいギターを買うこともいいと思います。どうしようもない問題もありますので。
でも違う選択肢として、安くても気に入っている楽器があれば、自分でいじって愛着を持てる一台にしてみてはいかがでしょうか。
自己責任ですが、できるところからやればうまくいくと思います。