楽天・田中将大投手(24)が、 楽天3-2ロッテ (7月26日 Kスタ宮城)で完投。
開幕から14連勝して、昨年8月26日の日本ハム戦からは、18連勝で歴代3位タイの
記録です。
9安打を浴びながら、ピンチではギアを上げて、1度も本塁を踏ませてません。
開幕14連勝以上は81年間柴(日本ハム)、05年斉藤(ソフトバンク)の15連勝に次ぎ
99年篠原(ダイエー)と並ぶ歴代3位タイに進出しました。
また、連続シーズンも含む18連勝以上は、51~52年松田(巨人)、57年稲尾(西鉄)
20連勝に次ぎ、37年春~38年春の御園生(阪神)、40年須田(巨人)、81~85年中田
(阪神)と並ぶ、こちらも3位タイとなりました。
この日は9回表まで1―2のビハインドから、その裏に味方打線が2点を挙げ、逆転
サヨナラ勝ちで、田中が、サヨナラ勝ちで白星を手にしたのは10年3月28日の西武戦
12年8月26日の日本ハム戦に次いで3度目です。
ただし過去2度は、いずれも同点からのサヨナラで、逆転サヨナラで勝利が転がり込んで
きたのはプロ入り初めてです。
連続無失点は自己新の31イニングまで伸び、防御率は1・35でリーグトップです。
お立ち台の田中は「きょうは打たれすぎました」と淡々としたもの。
星野仙一監督(66)も「あまりよくなかったな。相手を見ながらうまくかわしていた」と
手放しではほめなかった。
指揮官も「将大のときは点をよく取るよね」と同調します。
過去4年間の田中の登板時は、もらえる援護が平均4点に届くかどうかだったが、今季は
平均6点以上に跳ね上がっています。
得点力アップの要因は、反発係数が微調整され、昨季より飛ぶようになった統一球。
“飛ばない”統一球を前提に、今季から本拠地の外野フェンスを、
1m前に出したラッキーゾーン。
そして助っ人打者だ。
今季はアンドリュー・ジョ-ンス外野手(36)とケーシー・マギー内野手(30)が揃って当たった。
先発投手の連勝のプロ野球記録は、2003年にダイエー(現ソフトバンク)の
斉藤和巳(現リハビリ担当コーチ)が樹立した「16」です。
実はこの年も打者が有利になる、新ストライクゾーンが廃止のルール変更が有りました。
楽天打線が、活発な今なら“斉藤越え”も十分あり得ますから期待致します。
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