家族旅行に行ってきました。

ブログに書きたいことがたくさんあるので

わけてかこうかと思っています。

 

家族旅行メンバー (7人)

85歳(祖母)

55歳(よっちゃん)

49歳(みなちゃん)

22歳(長女さん)

20歳(近所の幼馴染の仲良し女子大学生)

19歳(次女さん)

13歳(末っ子ちゃん)

 

 

飛行機(よっちゃんとみなちゃんだけ。他5名は船で移動)

 

脳梗塞で倒れから、初めての飛行機利用に、すごく不安そうなよっちゃん。

てんかんがおきたらどうしよう。

車椅子からの移乗ができるかな?

他の乗客の迷惑になるのでは。 などなど。

 

機内には、先に乗って、最後におります。

 

チェックインは、障害手帳の提示が必要で、窓口利用でした。

また、左麻痺なので左足だけが自然と開いてしまう為、機内席は左側の窓側を予約しました。

 

そして、チェックイン後は、機内用の車椅子に移乗し、乗ってきた車椅子をセキュリティにかけ、保安検査場の列へ。

 

その後、空港職員さんやCAさん達に案内してもらいながら機内へ。

機内には、一番はじめの乗客だった為、全員でお出迎えしてもらい、

よっちゃんは、綺麗なCAさんたちに優しい言葉をかけられた事に、急にテンションアゲアゲ。

 

でも、ここからが大変でした。

 

機内の通路が狭い為、左足を押さえながらの移動と、

思いの他、座る席の頭上が低いので、頭を少し下げながら、横移動しないといけないという事が分かり、私は、心のなかで

「あ~↘↘ これは時間かかるなと・・・」

 

通常のリハビリで、横移動の練習をあまりしていないのと、頭を下げながら歩くという事をしたことが

ありませんでした。

 

でも、よっちゃんを早く座らせないと、他の乗客を乗せることも出来ないし、しかも修学旅行生と同便で

満席との事。

これは、やばいと思いながら、半分無理矢理に頑張って席に座らせました。

 

私は、やっと座らせられたことの安心感と、よっちゃんが、ものすごく嬉しそうな表情をするのが見れたことと、コーンスープが飲みたいという言葉を聞いて、急にうれし涙が出てきました。

 

担当のCAさんと、今回の旅行の目的も話していたので、CAさんも私が涙ぐんでいる姿をみて、涙ぐんでいました。

また、降りる時は、心温まるお手紙も頂き、素敵な旅のはじまりでした。

この5年間が報われた気持ちになりました。

 

伊丹空港まで約1時間くらいの旅でしたが、よっちゃんはずっと外を見てたり、モニターで何か見てたり楽しい空の旅だったようです。

 

また、伊丹空港の機内用の車椅子は最新式?なようで、タイヤがあとづけて狭い通路も楽々でした。

何種類もあるようです。

 

ただ、飛行機に乗れたことだけなのですが、

障がい者は、旅行したらいけないとずっと言っていた、よっちゃんにとっては大きな1歩でした。

 

楽しい旅行に。