83日目

とうとう
試験外出の
介助練習が始まりました。

よっちゃんの
左横少し後ろに立ち
腰に手を当てて一緒に歩きます。

もし倒れたら
私が掴む?支え?ないと
いけないので
腕は必ず曲げて置きます。
もしもの時の可動域を
大きくしておくようです。


よっちゃんが一歩一歩
足を出すたびに
腰の向き
膝の使い方
かかとの出し方
左足の向きなどなど
を、確認しながら
一緒に歩きました。

たかが
一歩なのですが
その一歩が
転倒につながるかもしれないので
大事な一歩一歩です。


本来の意味とは違いますが
一歩前へ
という言葉の通り
一歩前へ、進むのが
難しい人もいるんだと…。


また
私は
力を入れてるつもりは
全くないのですが
あまりにも難しいので
自然に力が入ります。
理学療法士さんが
私に
声かけをたくさん
して頂きました。

多分
よっちゃんを見ながら
オロオロしてる
私にも声かけ
本当に大変だったと思います。

多分
ハラハラしてたと思います。
ものすごく丁寧
声をかけられたような気がします。


途中
よっちゃんが
「押さないで。危ないから」

「押してるつもりは、ないけど…」


結局
初日の介助練習は
よっちゃんのリハビリか
私のリハビリかって感じでした。

帰り際
「みなちゃんの介助がなくても
いいように
よっちゃんをもう少し
歩けるように
厳しくリハビリします笑」
って、言われました。


しかも
すごく歩いたーー
と思ったいたのに
たった
10メートルでしたガーンガーン

なんか
もう
介助が出来ないし
いろいろ
難しいの難しいの難しいーし
外出させてあげれるか
一気に
自信がなくなりました。

私が見てた歩けるよっちゃんは
リハビリさん達が
側にいたからなんだなぁと
あらためて感じました。