ジュネーブで一番大きなお祭り、エスカラードの季節です

家族で散歩がてら出掛けました


エスカラード(L'Escalade)↓

スイスのジュネーヴで毎年12月に開催されるお祭り。1602年サヴォワ公シャルル・エマニュエル1世が派遣した軍が奇襲攻撃を試みたが、ジュネーブの守備隊が打ち破ったことを記念して行われる。

伝説によれば、ジュネーブ市民のカトリーヌ・シャイネル(「メール・ロヨーム」)は、城壁をよじ登ろうとしていた襲撃者たちに、沸騰した大鍋の野菜スープをかけ撃退した。この騒動は、町を守る町民を奮い立たせることにもなった。


週末いつも静かな旧市街は人がいっぱいで鼓笛隊も練り歩いて賑やかです

当時の仮装をした人々や馬も通って雰囲気があるのですが上手く写真撮れず汗

↓一番手前はジュネーブの旗です
1年に1度、エスカラードの週末2日間だけ通ることができる小道(モネティエ通り)があります

話していたら、パパと息子は通ったことないと言います

そうだっけ??14年も住んでいてびっくり

それは行かなくちゃ


モネティエ通り↓

かつてのジュネーブの秘密の通路であり、兵士の移動と市民の逃亡のための複雑な隠し通路の一部として使われていた。


普段は鍵がかかっている入り口





↓細身の娘でこんな感じ、最後はかなり狭いです


10分ほどの短い小道です

無事に通過の経験ができて良かったニコニコ


ホットワインを飲んで解散(娘も16才で飲酒OK!)🍷

息子は練習室へ、残り三名はトラムで帰宅しました


夜、旧市街を仮装行列が歩いてサンピエール大聖堂に着き、火を囲んで歌うのがエスカラードのクライマックスです

今日は行かないけど。。


夜は、家でエスカラードの恒例行事、

サヴォワ軍を撃退したスープ鍋を模したチョコレートを食べました

今年はMr&Mrs Renorのもの

数年前に日本のサロンドショコラにも出ていました


二人で手を組んで

Ainsi périrent les ennemis de la République!

(こうして共和国の敵は滅びた!)


と叫んで叩き割ります


思ったよりチョコレートが薄くて飛び散りました笑い泣き
もっと大きくて厚いチョコレートを割る、学校の時の力加減では強すぎたと大笑い笑い泣き
中にはマジパンの野菜が入っています
スーパーマーケットやショコラティエに色々なタイプのマルミット(鍋)があります

すぐに!食べ終わりそうです
日曜日らしい日でしたドキドキ