無事に娘の振り袖を決めることができました。

 

 

全てが終わってから気づいたことがあります。

 

「私の親はどんな風におもっていたのだろう?」

 

 

特別裕福でもないけれど、母は私に振り袖を買ってくれました。

 

いくらかかったのかわかりません。どれくらいのグレードのものかもわかりません。

 

だけど、一緒に選びに行った時、私の好みを優先してくれました。

 

 

お買い物といえば、私はいつも、母と祖母の3人で行くことが多かったのです。

この日も3人で連れ立ってお店に行きました。

 

私以外はやっぱり赤がいいんじゃない?と祖母と母の目線で勧めてくれました。

 

しかし私は天邪鬼なところもあり、の振り袖を選びました。

 

それが本当に気に入っていたのです。

 

どうやって帯を決めたのか、小物を決めたのか全くおぼえていませんが、

 

振り袖が自宅に届いた日、チラッと見ては「ほう〜☺️」と大満足で何度も何度も

少しだけ着物の入ってる紙の包みの紐をほどいては汚さないように触って

「いいなあ〜」と深い青色に見惚れていました。

 

ま、それはさておき、

 

これまで私はたくさんのお金をかけてもらってきたわけです。

 

振り袖や、学費、ピアノや習い事、学用品や洋服、食事、寝具にベッド…

 

私のために悪いなあ…なんて思いきや、きっと親は

 

嬉しかったんだと思うのです!

 

 

結婚のために準備してくれたもの、家具や訪問着、嫁入り道具…

 

親は喜んで支払ってくれたんだと思うのです。(親はもう亡くなってますが)

 

 

こんな気持ちになれたのは娘の振り袖を実際に買うという経験が出来てこそでした。

 

学費や洋服、食事や本代、そういうものとはまた趣が違います。

 

 

でもこれ、私が着物が好きだから与えたいんですよねー。

 

もし娘が私の感性と全く違うもの(着物じゃないもの)を欲しいと言いだしたら

私は同じように喜んで支払えるだろうか…⁉️

 

 

ムムム…自信ない…😅 いいかげんなものですね〜💦

 

だけど、娘がよろこぶものを選んだのなら、やっぱり私もうれしい😆💖

 

やっぱり払える❣️間違いない!✨😇✨