運転席の下にエンジンがある | FLAME

運転席の下にエンジンがある

昔デイサービスで働いていたころ、



夕方送りの送迎で、



利用者を乗せて送迎車に乗り込み、



しばらくしてから…




座席の下から



「ニャ~…ニャ~」と。




車動かしている時は聞こえない。



信号待ちの時とか止まると


微かに、



運転者のお尻の下から



「…ニャ~…ニャ~」と聞こえてくる。





『猫がいる!』



あわててデイに戻り、


運転席を退かすと、


わずかな隙間から見えるエンジンルームの、



さらにわずかな隙間から、




子猫が…




小さなシマシマ模様が見える。



鳴き声は、



ない。





どうやら生きているとのことで、


サービスを呼んだけれど奇しくもGW中。





子猫はその日の真夜中、



エンジンに足を巻き込まれた状態で救出され、



獣医さんに治療してもらい、



その後…















引き取り手がなく空き地に。




「私、時々見に行ってエサをあげてるの。」




引き取らずにいた副部長は、




今は看護部長になってます。




(病院系のデイ)