だって私、働けないしぃ☆彡 | FLAME

だって私、働けないしぃ☆彡

そう言って、

パチンコ屋に消えていった。


10代の女の子がよくしている指輪がひかるその指に、

歩きタバコの紫煙をまとわりつかせながら。


桃脳。-Image1423.jpg


「だってうちの母親もそうしてたから。」


二人の子供を
水商売している母親に預けっぱなしの彼女は言った。

「○○さんちの子、夜中に見かけたんだけど…」

同じ保育園仲間のお母さんが、

0時すぎに兄妹がとぼとぼと歩く姿を見たんだそうだ。

「あたしー、今、NEW彼と住んでてぇ。
彼ね、子供が好きで。よく遊んでくれるんだぁ。」

※彼女は33歳、NEW彼は今度二十歳になるとか。
息子は小1、娘は年長さん(年子)


精神的に働けないという彼女は、
生活保護を受けていた。

ある時彼女はささやいた、

「ねえねえ、生保受ける裏技教えようか。」

え、なぁに?
どうするの?

「病院行って『精神的に参ってるから働けません』って診断書もらえばいいのよ」


だって、審査されるでしょ?

「(笑)民生委員が来る日は、色々かくすけどね。うちの地域の民生委員さん、いい人だから…」


クスリが手放せないという彼女。

お酒を飲むと

目の周りを真っ赤にさせて、
すわった目付きで息子を呼び寄せ、

「おい、テメーラうっせぇんだよっ!だまらせな!」
息子が何か言う。

「テメーもうぜぇ!あっちいけよ。」

タバコも吸う。

禁煙をお願いされている保育園の前で、

先生から注意されて

「じゃあー、もう来ません」

翌日から子供たちの送迎は、おばちゃんが来るようになった。

ある日、

激ヤセした彼女に会った。

「結婚しようね、って言ってたんだけどー、…いなくなっちゃって。」

(冒頭シーン)


「ジーパンもブカブカでさぁ、着れない洋服だらけになっちゃってぇ…
で、ついでに子供たちのも捨てたら、近所のオバチャンから子供どうしたの?って聞かれたけど~」


子供たちが周りの子供に配っていた、

いかにも景品です、
みたいな非売品なお菓子。

「近所の親切なオジサンたちがいらないからってくれるの」


くわえ煙草でパチンコ屋にいるあなたは誰?



歯を食い縛ってでも、
働こうって

決めたあの夏。


彼女の姿をその後見ることはありません。。。