先日、コンパニオンプランツとして、又、サラダなどの食材として利用しようと、ナスタチウムを2苗購入しました。
ナスタチウムは、つる性の多年草植物ですが、夏の高温と冬の低温に弱いため日本では一年草扱いされています。
多湿にも弱いようです。
だから、水はけの良い土に植える必要があります。
ナスタチウムは種類が多いのですが、「金蓮花」の和名を持つトロパエオルム・マユス種(Tropaeolum majus)は、全草食べられるので、世界中で栽培されているそうです。
ハスのような丸い葉をつけ、金色の花をつけることから「金蓮花」と呼ばれています。
独特の香りでアブラムシを遠ざけるので、コンパニオンプランツ(他の植物と混植して病害虫を抑える役目をする植物)として、きゅうり、トマト、ナス、キャベツ、ブロッコリーとよく混植されています。
トラッププランツ(害虫のおとりになって他の植物を守る役目をする植物)として、ナメクジ被害を減らす役割もするようです。
色々と役立つ植物なので楽しみにしていたのですが、1つ悲しい事がありました。
silviaritaによるPixabayからの画像
もし、サラダなどに使う食用として育てたいなら、種から自分で育てた方が良いみたいです。
食べられる苗かどうか、苗の札に書いてあるそうです。
私の苗は「観賞用」としっかり書かれていました。
私が購入したものは、食用にはできないみたいなのでとても残念です。
どうも出荷時に小さい苗にするためにホルモン剤とかを使って育てているため、観賞用として売られることが多いみたいです。
このホルモン剤の効き目が薄れてくるのが、大体、購入してから1ケ月半くらいしてからだそうで、そこから突然、大きく育ってゆくそうです。
だから、6月中頃の成長具合をみてみたいと思います。
コンパニオンプランツとして混植するなら、購入してから1ケ月半くらい経ってからの方が良いかもしれません。
今回は、底石を入れた9号鉢に赤玉を2割ほど混ぜた培養土で鉢植えしました。
ナスタチウムの花と葉のピリッとした苦みのある味に加え、色とりどりのおしゃれなサラダを作りたいと思っていたので、少し残念でなりません。
だから、次は、種(実)から育てたいと思います。
リサーチしていてナスタチウムの種(実)が、コショウの粒以上の大きさなのにはびっくりしました。
種(実)も、砕いてスパイスになるそうです。
Hans BraxmeierによるPixabayからの画像
どんなだろう?
おもしろそうです。
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