先日上棟を迎えたY様邸の気密測定を実施しました!
今回は初めて工事中に測定を行いました。
吹付断熱を施工後に測定を行うことで、
改善点を見つけて対策することが出来ます。
以前F様邸において完成後の気密測定を行った際に
さらなる改善の余地として教えていただいた
”床の下地合板の継ぎ目を気密テープで処理する”
ということを
Y様邸において実施しています。
大工さんも一緒に立ち会って下さり、
みんなで測定結果を待ちました。。。
結果は
C値 0.3 ㎠/㎡
でした!!
これは今回のY様邸は延べ床面積=96.05㎡であるため、
96.05×0.3≒28.8㎠
つまり、家全体の小さな隙間を合わせても28.8㎠だけということです。
28.8㎠は5.5cm角くらいの大きさということになります。
これはスマホの半分以下、大きめのスマホだと1/4程度の大きさになります!
このようにC値は小さいほど隙間が少なく、
気密性能が高くなります。
そして高気密住宅の目安としては「C値=1.0以下」というのが
一つの指標とされています。
鳥取独自に定められた
「とっとり健康省エネ住宅性能基準”NE-STな家”」
でもC値は1.0以下とされています。
そのため、今回の測定では良い値が出たと思います!
今回は断熱材の施工後に測定を行い、
しっかりと改善点を把握することが出来ました!
改善点としては
・玄関ドア周り
今回一番隙間があったところだと思います
土台との取り合い部分にしっかりとウレタンフォームを充填して対策しました
・建物の入隅など細かな隙間
現場にいるスタッフが気になった個所を埋めていきました
これらの改善を行って、今回の
C値0.3となっています!
今後工事が進み、設備が取り付けられる際に
穴を空けたりするため、その部分の処理を注意して施工していき
完成後にもう一度気密測定を行います!
測定後も、まだ気になる隙間を気密テープやウレタンフォームで処理していきました。
中間で測定した値と、完成後での値の変化を見ていきたいと思います。
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