脚本まとめZZ | 畑雅文のブログ

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たまに書くテーマです。
脚本作品がだいたい10個増えたら記録する流れを自ら用意しまして、意識的に記すのも3回目となりました。

(前々回)

脚本まとめNEO 


(前回)

と続いたので、今回はZZ(ダブルゼータ)にしてみたんですけど、どうです?
スーパーロボット大戦もアルファベットの組み合わせで何個も数を稼いでますが、次は趣向を変えようかと考えてます。
といっても次はまた来年か再来年になりそうなんでその時は気も変わっているでしょう。

ではまとめスタート!

①『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』
→日向坂46(当時けやき坂46)の10人が出演。会場もTBS赤坂ACTシアターですし、セットも衣装もすごい豪華でした。DVD付録の歌詞カードに「作詞・畑雅文」と書いてあって喜びました。今までで最もザ・歌詞みたいに書いたのですが、この時の歌詞が自作歌詞ランキングでトップの出来かもしれません。
ロビー打ち上げで来てくれたシェフの料理をパックに詰めて持ち帰り、翌日のお昼にそれを食べたんですが、めっちゃ美味しかった。あれをお弁当感覚で食べる贅沢さといったら他の追随を許さない程。


②『七色いんこ』
→最高の漫画を舞台用にさせて頂きました。
原作が震えるほど面白くて、台本のラスト1行を書いてエンターキーを押した時の充足感はハンパありませんでした。
文庫本で読んでたのですが、この前「トキワ荘通りお休み処」に行った際、七色いんこの単行本があって興奮しましたわ。
「この舞台の台本を自分が書いたんだ…」と不思議な感覚を覚えましたね。


③鉄コン筋クリート
→中学の時から読んでた大好きな漫画で、まさかまさかの舞台化で自分が脚本担当!?という驚きとプレッシャー。
初日打ち上げで松本大洋先生にお会い出来て「夢のある仕事だ」と痛切に感じました。
一緒に写真撮ってもらえたので、友達に自慢しまくりです。


④『きみのこえがききたい。』
→秋元康さんの監修で送るTOKYO FMのラジオドラマ。ほぼ毎日自分の書いた話が電波に乗って届くというのは良いですね。
すでにオンエアでは数十話を超えております。脚本家としてレギュラーを任せてもらえて光栄ですし、毎週色んなチャレンジを受け入れてもらえてありがたい限りです。


⑤『プラネタジャッジ』
→SF会議コメディ。演出の都合上、本番では終盤の展開が改変されましたが、僕が書いたオリジナル台本ではかなり壮大な展開が待ち受けています。それはそれでいつか別の時にネタとして使おうかなと思案中。


⑥『チョイス-天知る地知る心知る-』
→連作オムニバスの音楽劇。珍しく反省点が多く残りましたが、えびさわなおきさんによるアコーディオン生演奏がこの舞台の格を上げてくれました。


⑦『ヤマノススメ』
→飯能で上演した素晴らしい作品。これはかなり良い思い出です。原作の優しさがファンの方々と地元の皆さんを包んで会場全体が明るく楽しい空間になってました。
キャストもオーディションで選ばせてもらったんですが、皆さんハマり役で、今思えば全てが成功に向かって進んでいたような気がします。私はこれを「飯能の奇跡」と呼んでいます。


⑧『魍魎の匣』
→やって来ました!超大作です!これは今までで最も台本にするのが大変でしたが、すっごくやり甲斐があって、何だか脳内筋肉がムキムキになった感じで、目の中に炎が宿ってたと思います。
「魍魎…」とつぶやく日々が続いてすっかり流行語です。顔合わせで京極夏彦先生が言ってた言葉は忘れません!これからの指針のひとつでございます。


⑨『クレイジーメルヘン』
→こちらもやって来ました!ダブルキャスト総勢54名って何回も言ってましたね。振り返れば「風と共に去りぬ」の畑雅文バージョンだと勝手に思ったりもします。
やりたい事や思いついた事を自由に投入しましたが、演じきってくれたみんなと楽しんでくれたお客さん全員に拍手!!


⑩『BeeSchool』
→AKB48のメンバーが合計25人も出たナイスな舞台。昆虫ミュージカルという楽しくて可愛い物語の中に、人間も共感する深い話も展開されて思い入れがあります。
チーム8の曲との相性もバッチリバメチよ!


という事で以上10作で区切ります!

次回の脚本まとめはいつになるか分かりませんが、その時の僕は今より大人になっている事でしょう。アデュー