塩化物含有試験
あぁ・・・出荷がない・・・国も県も市も予算編成半期ごとにしてくれないかなぁ、暇なときと忙しいときの差が激しすぎて忙しい年度末の手形を落とすのに「ぎゃふん」てなる(笑)
そんなこんなで筆無精ブログ(笑)今回は俗に言う「塩分試験」についてのご説明です![]()
この試験は一般は当然、施工されてる方でもあまりしりません
現場監督さん設計・コンサルさんや「管理」関わる人しかしらないかな?
まぁ早い話が生コン1㎥(りゅうべ)中の塩分量を量る試験がある
ということです。
JISの規定では「レディーミクストコンクリートの塩化物含有量は、荷卸し地点で、塩化物イオン量として0.3kg/㎥以下、購入者の承認を得た場合には0.6kg/㎥以下にすることが出来る」と規定されています![]()
なぜ生コンクリート中の塩分量を量らなくてはならないかというと「鉄筋コンクリート」の存在があるからです![]()
生コンの特性として、「圧縮」に強く「引っ張り」に弱い、逆に鉄の特徴は、「圧縮」に弱く「引っ張り」に強い、という特性があります。
つまりこの二つが合わさると「圧縮」「引っ張り」両方に強い特性を持った素材になる![]()
ということになります・・・が、鉄は皆さんご存じのように「錆」る素材でもあります![]()
「錆」と言うのは基本的に「酸化」することを錆びると言います、密に施工された「鉄筋コンクリート」なら空気にさらされることはないので錆びることはありません。
しかし生コンの原材料である「砂」、砂でもとくに「海砂」を使用している工場の砂には「塩分」が含まれてしまいます。
もちろん沖で取ってきた砂をそのまま使用しているわけではありません「除塩砂」といって塩分を除いた砂を使用していますが、どーしても最低限の塩分は残留します。
なので「鉄筋コンクリート構造物」に関しては「塩化物含有試験」が必要となります![]()
・・・・大きな声じゃ言えないけど除塩砂使ってるから規定値を超えることは絶対にないから、してもしなくてもいい試験なんですけどね(笑)
けどまぁ「確認」っていう「お守り試験」みたいなモンです![]()
あと砂以外だと水ですね河口近くの工場さんで井戸を掘ってるトコなら塩分出る可能性高いですから![]()
試験方法はいたって簡単![]()
ブログに商品名ってあんまり書くのはまずいのかな?・・・まぁいいか(笑)
現場でよく使われるのが「北川式塩分検知管」![]()
検知管の両端を折り、下部を生コンに刺すだけ
そうすると毛細管現象でコンクリート水を吸い上げ、中の薬剤が塩分濃度により茶色から白色に変色していきます。
変色した境目の目盛りの塩分濃度を読み取ればOK![]()
が馬鹿正直に生コンに刺しちゃうと「吸水が悪い」「モルタルが詰まって吸水しない」など試験に時間がかかるので、生コンからモルタルを採取し絞り器で圧縮して水を分離させその水で試験をすると楽ちんです![]()
この読み取り値は濃度(%)なので生コンの単位水量を掛けて100で割ることにより量(kg)に変換してやります![]()
