小説なの?
ハウツー的なの?

小説と思って借りたのに
あれれ?
というのが読み始めの感想でした



小説です

読み終わったのが電車の中で
このまま図書館寄って返すので
変な場所で撮りましたてへぺろ

三千円をどう使うのか?で
始まる物語
主人公は4人の女性
琴子
琴子の息子のお嫁さん:智子
智子の娘二人:真帆と美帆

年金だけで行けるか?
病気や介護は?
子どもの教育資金や
自分の結婚について
色んな立場や角度から
みていきます

「3,000円くらいの少額のお金で
買うもの、選ぶもの
3,000円ですることが結局
人生を形作っていく
ということ」

中学生だった美帆に
祖母の琴子が言う言葉

美帆はその年のお年玉3,000円で
友達と何度かファーストフードへ行き
本を買っておしまい
姉の真帆はお小遣いを足して
エナメルのピンクの財布を買う
この後、29歳の真帆が
相変わらずその財布を使っている
シーンが出てきます

琴子おばあちゃまは
「二人の性格がよく出ている」と
笑いました

お金の話だけじゃなくて
その年齢の女性らしい
悩みなども絡めて
お金の話が続きます

ところで私は家計簿をつけていません
結婚したときから
平成3年10月31日までは
欠かさずつけてたけど
(その翌日が育休明けです)
またつけてみようかな
もう子育てもしてないし
へんかに真面目だから
「軽くメモ程度」とか出来なくて
一生懸命付けちゃうから
続かないんですよ
ムダ遣いしてるんだろうなー

今年還暦で
来年4月から
給料が下がります
仕事は減らないけど

それを機に
個展も終わる10月から
付けてみるか…
そんな事を思わせる
お話でした