あかり:アメリカでの発見 第一弾 - "食" | Fighting Scots from Japan

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アメリカでの発見 - 第一弾 "食"

 

朝食を夕食として食べるのは至福 

 

   私の親友は生粋のウースター生まれウースター育ちの地元の子なのですが、彼女曰くいわゆる一般的に食べられる”朝食”、例えばパンケーキ、ワッフル、ベーコン、スクランブルエッグ等、を”夕食”として食べるのは普通であり至福でもあると主張するのです。あくまで個人的な意見ですが、私はありえないと思いました。そもそもその概念がありませんでした。甘いものを夕飯に?卵掛けご飯を夕飯として?個人的な意見を超えるために後輩の日本人に聞いたところ、”ごはんとみそ汁と鮭が夕食として出てきたら、食べるけど「めっちゃ朝ごはんじゃん」って突っ込む”って言ってました。

  やはり朝食を夕食として食べるなんて…と親友にいったところ見事に論破されました。逆になぜダメなのだと、品目に朝食や夕食などのカテゴライズを勝手にしているだけでありそれを押し付ける必要はないと。今考えれば、"いや、朝食や夕食として品目がカテゴライズされているのはその品目が私たちが人間的に活動するために必要なエネルギーを効率よくとるための指標であるから素直に従うべきではないだろうか?"と反論(?)、議論の幅を広げられたのですが消沈して終わりました。言い訳をさせてください、彼女は哲学専攻であり、模擬裁判という大会みたいなもので全米1位に輝いている議論好きの切れ者なのです。皆さんは朝食を夕食として食べるのは”普通”だと思いますか?学食でもたまに出てくるんです。 

     私は声を大にしてい言いたい”ワッフルを夕飯に食べたくない!!!!!!!!”。

 

チョコの甘さのデフォルトがえげつない

 

   皆さんは知っているでしょうか?アメリカと日本のチョコはだいぶ違います。日本のチョコは薄くてパリッとしていてあっさりしているのに対しアメリカのチョコはもっさりしていてこってりと甘くいつまでもチョコの甘さが口に残るのです(私の想像している日本のチョコ→明治 米→Harshey's )。その他にも、チョコの中にピーナッツバターが入っていたりします。甘いのにさらに甘い物を中に入れる、恐ろしいです。

   さらに衝撃だったのは、私の友達が甘いチョコレートクッキーのお供にチョコレートミルクを飲むのです。私はいいました、普通の牛乳のほうがおいしいのでは?と。甘さを中和またはうるおいを与えるために飲み物を選んでいるのではないのかと。彼女は言いました、いや美味しいよ?と。

   米国人は相対的に甘さの基準値が高いのかな?と思いました。食べ物をそれぞれ個々として扱うのに対し私たち日本人は食べ物同士のハーモニーに重きを置いているのです。

 

ヘルシーになるには自ら選択しなくてはならない

 

   初めてアメリカにきた学期はとんでもなく太りましたが日本に帰ったら自然と元の体型に戻るのです。同じ量食べているのに不思議ーと思っていたのですが、答えは簡単です「量より質」の概念です。日本みたいに、料理に自然と野菜が盛り込んである料理がとんでもなく少なく、メインディッシュのほとんどに野菜の影が見当たりません。野菜を食べたいなら、サラダを食べろと生の野菜がボンとおかれています。自ら生の野菜を食べるという選択をしない限り野菜を摂取できません。

   日本でそんな選択に迫られなくても野菜も摂取できていた私には全くもって新しい課題であります。 薄切りの肉も売ってないので、私の好きな白菜と豚肉の蒸し料理が食べられません。ポン酢もないし。 以上、寝る前に白菜と豚肉の蒸し料理を想像してしまってお腹が空きはじめているあかりからでした。

 

 

読んでくださってありがとうございます、

2019/02/18