観てきました…


何といってもマダムレッドが素晴らしい。

昨年もそうでしたが、マダムレッドの演技と歌唱に心を奪われます。

マダムレッドの存在で、このミュージカルは「本物」に!


2.5次元の域を超えてしまいました!


「♪憎い、憎い~」と歌うマダムレッドに、気持ちが同期してしまい、

自分も、ナイフをふりかざしてしまいそう。

「♪いらないなら、私が奪ってあげる」

これを聞き、自分の指にもギュッと力が入る…

「大好きだったあの人によく似た子が、私を捕まえに来る…」

これを聞いた時には、切なさで胸が痛くなる。


そして、そんな悲しいマダムレッドですが、

第1部では、マダムレッドのアドリブが、一番面白かったです!


それから、それから・・・


セバスが美しすぎる・・・

古川雄大くん演じるセバスが、ホントに美しい。

そして、怖い~!!!


本当に悪魔の顔になるんです。

背後から迫る時の表情が、凍りついたような冷たさで悪魔そのものです。

「メ、メイク、変えましたか?」と聞いてみたくなるほどでしたが、

舞台にずっといるので、メイク変えるなんて、もちろんありえない。

なのに、なぜ・・・

そんなに悪魔?そして、坊ちゃんに顔を近づけた時は人間の顔?


悪魔で怖いのに・・・


動きがとても優雅。

立ち振る舞いが、本当にきれい。


悪魔の時のマントの翻し方も「ほぉ~(ためいき)」だったけど、

執事としてひざまつく時の所作も、美しすぎて見ているだけでこちらも背筋がピンとなりそう。


そして、佐々木くんのドルイット子爵。


いや~、単にすっごい変態。


佐々木くんったら、実は・・・

素も本当に変態なのでは~という疑惑を抱くほど。

よくぞ、ここまで変態になれましたね。


美しいけど(笑)


他には・・・


グレルのダンスが迫力あった。

でも、前方席で見たので、ダンスのあと、グレルの汗がすごかった。

「死神」も大変だな~」って思ったのと、

グレルと戦っていたセバスも、気づかれないように呼吸を整えていたから、

「ん~悪魔も大変だな~」って思った(笑)


そうそう、坊ちゃんの指が綺麗。


東京公演は終わってしまい、日本ではあと、福岡公演が残っています。

そのあとは、中国3都市での公演もありますが、

福岡で観る予定の方に絶対見て欲しいシーンは・・・


第一幕の最後。

「降り止まぬ雨」をキャスト全員で歌い、

手に持ったランプの灯を吹き消して暗転となるシーンです。


佐々木くんの演じるドルイット子爵の灯りを消す様。

伏し目がちの眼差しを斜めに静かにあげて、灯りを見つめ灯を吹き消す様。

そのあまりにも美しく、この世のものとは思えないほどの妖艶さに息が止まります。


重かった…


戦争ものなのである程度は覚悟していましたが、何一つ解決することなく幕が下りたので、

観客は大きな課題を課せられたままの状態に…


環境や教育というものが、いかに人の心を作り上げているのかということが

分かったように感じました。

救われたのは、「正義のための人殺しを子供に教育してしまったら、

世界は終わってしまう」というセリフ。

この言葉に、多くの人が気づくべきなんだろうな。


今日は、憧れの朝海ひかるさんが出演しているので、観に行きました。

久しぶりのストレートプレイを堪能。

また、演出(栗山民也さん)の素晴らしさにも心を打たれました。

この光景が頭の中にイメージできるなんて、すごい才能だと思います。



昨年は、やっぱり複数回見てしまった「シカゴ」と感想の書けない「幕末Rock」で終わり、

今年は「ボンベイドリーム」「Golden Songs」でスタート。

その後「Club Seven 10th Stage」と、楽しい舞台が続きました。

「Club Seven 10th Stage」では、終演後、偶然出くわした玉野さんの

気さくなお人柄にちょっと感動。

玉野さんは、ステージで見るより、ずっとかっこよかったです。

そして、「Club Seven 10th Stage」では、佐々木くんの下ネタ(?)のアドリブが

意外な程に大ウケしていたのが印象的でした(笑)

「Club Seven 10th Stage」は、あまりの感動と楽しさで、「何も言えない」状態。

永遠に見続けていたかった。


「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・」

竹千代が「芝居」の中でこのセリフを語り出したとき、うかつにもウルってきてしまいました。


「Song of Souls-慶長幻魔戦記」は

和物で、ロックで、ミュージカルっていうところが、なんだかしっくりいかず、

初日では、「いまひとつ」な感想でした。


にもかかわらず、千穐楽を見て、ちょっと訂正。


歴史上のあの人物とこの人物は、

実はこういう関係だった??というふうに、舞台みたいに本当につながっていたら面白いけど、

慶長時代について、珍しく詳しい私はちょっと白けた気分。


でも、初日と千穐楽比較して、ちょっとこの舞台が好きになりました。


まして、前代未聞のトラブルにも見舞われてしまいましたからね…


不安に包まれて再開した第2幕。


どう流れを戻すのかと心配したけれど、

役者の方々の現状を映し出したアドリブに、笑いたくさん。

感動も、ちょっとした涙もたくさんあったかも。


そんな中、「風魔」という役の佐々木君も、初日と千穐楽で変化を見せていました。

(と、思う…)


相手への問いかけが、相手と自身への問いかけに。

憎しみだけの感情が、憎しみと切なさが交差した感情に。

そんな変化を見せてくれたようで、最後はさすが!の演技力だったように感じました。