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アメリカ留学日記

留学経験者がアメリカ留学のリアルについて語ります。海外に興味がある方や、海外留学を検討している方の力に少しでもなりたいと思い、ブログを始めました。

 

皆さんこんにちは。ここです。

今日は、私が通っていた語学学校のシステムについてお話したいと思います。

 

留学生は基本的にコミュニティーカレッジや大学に入る前に、英語での授業についていけるように語学学校に数ヶ月間通います。そこでリスニングやリーディング、ライティング、スピーキングスキルなどをコミュニティーカレッジまたは大学入学レベルまで上げます。

 

私が通っていた語学学校は大手留学斡旋会社と提携していて、なんと全米で30以上もの大学のキャンパス内に併設している語学学校でした。カリフォルニア州内では、私が通っていたLa Verne (ラバーン)という大学街にあるUniversity of La Verne 、San Francisco(サンフランシスコ)のDominican University of California、Santa Rosa(サンタ・ローザ)のSanta Rosa Junior College、さらにThousand Oaks(サウザンドオークス)の California Lutheran Universityと、4つの大学またはコミュニティカレッジと提携しています。ちなみに、ラバーンはロサンゼルス市内から車で東へ約一時間ほど市内、サンタロサはサンフランシスコから車で北へ一時間、サウザンドオークスはロサンゼルスからサンフランシスコ方面へ車で一時間、場所で言えばマリブビーチの近くにあります。レベルは101から112まで12のレベルに分かれており、101が英語が全く話せない初級者レベル。109がアメリカのコミュニティカレッジ入学レベル。そして、112がアメリカの大学入学レベル。と言うふうになっています。

そこでは入学前にテストがあり、今自分がどのくらいのレベルにいるのかをリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つのテストで測ります。さらに入学後は毎月末に試験があり、そのテストの結果と普段の小テストの成績や授業態度で、次のレベルに上がるか、今のレベルにステイするかが決まります。

 

アメリカの映画が好きで、よく見ている方はご存知かもしれませんが、アメリカのコミュニティーカレッジまたは大学は大体9月入学が一般的です。他の子達もそうでしたが、私も最初の頃は9月入学を目指して高校の成績証明書や志望書を書いていました。しかし、これは大学やコミュニティーカレッジによって異なりますが、セメスター制の学校ならほとんどがが1月も入学者を受け入れています。私も7月に語学学校を卒業し、コミュニティーカレッジに入学する予定だったのですが、ギリギリで1月入学の存在を知り、1月入学に切り替えました。(詳しいお話はまた順を追ってお話しします。)

 

先ほどもお話ししたように、109はコミュニティカレッジ入学レベルです。私は卒業ギリギリまで9月入学を目指していたので、家の引っ越しなどカレッジに入学する準備のため、7月には語学学校を卒業していなければなりませんでした。なので語学学校にいられる期間は約4ヶ月。逆算して、106以上のレベルに入らないといけませんでした。元々、中学高校と英語だけは全校で上の方の順位を保っていた私は、なんとか106のレベルに達することができました。

 

では、必ずしも106に入らなければ9月入学への道は立たれるのかというとそうではなく、レベルを一段階スキップできたり、TOEFLやIELTSを受験してカレッジが指定したスコアを取得し入るという方法もあります。コミュニティカレッジによって異なりますが、大体は入学に必要なスコアは、TOEFL45〜65点、IELTS5.0〜5.5です。中にはIELTS6.0以上を求めてくるカレッジもあるので、まずは自分の行きたい学校がどのくらいのレベルの生徒を求めているのか確認しておくといいです。ただ、この2つのやり方は相当大変なので、実力はあるのに試験で緊張して思い通りの実力が出せない方や、語学学校に入学してから常に上位の成績を保つよう努力できる方にお勧めします。あくまでも一番一般的で簡単な方法は106に入ることです。

 

と、こんな感じで今日は私が通っていた語学学校のシステムについてお話ししました。次回は私が住んでいた大学街ラバーンについてお話しします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは皆様、また次回のブログでお会いしましょう!さようなら〜👋🏻