久しぶりに高齢者施設の話。
最近一度「高齢者住宅」を検索したら、スマホに表示される広告が、一気に高齢者施設のものにかわりました。
高齢者専用の入居施設は色々ありますが、「高齢者住宅」は高齢者向けに設計された賃貸住宅で、「サ高住」のような介護サービスが組み込まれていません。
必要になれば自分で好きな介護サービス会社を選べるし、外出や他者の訪問や毎日の食事についても自由度が高い。
借りにくいと言われる賃貸住宅が高齢者向け住宅なら60歳以上限定なので借りやすくなり、設備も安全を考慮したコンパクトな造りになっているというところが特徴です。
当面は自宅をリフォームしながら住みたいと思っていますが、ある程度の年齢になって、更にどちらかが「おひとり様」になれば、今の住まいは広すぎるので住替えが現実的です。
母の時の経験なので母には申し訳ないですが、身体介護が必要にならない限りは有料老人ホームの入居は考えていません。
サ高住は住宅と介護サービスが予め組み込まれているので、不要なサービスを強制されることが多いと聞きます。
移住先が現在の住まいに近ければ、高齢者住宅なら同じケアマネさんで継続することも可能です。
見守りと生活のしやすさだけなら、高齢者住宅一択です。
ただ、残念なことに、近隣に高齢者住宅がありません。
出てくる広告も、サ高住と有料老人ホームばかり。
埼玉県内だと、高齢者住宅はまださいたま市周辺までで、それより郊外には無い状況です。
母の有料老人ホームを見て回った時に感じたことですが、同じ系列で設備や介護体制が同等なら、費用の差はほぼ立地です。
賃貸マンションと同じく、都心に近く便利なところなら高いし、郊外なら安い。
有料老人ホームの「家賃部分」が、近隣のワンルームマンションの家賃と同程度でした。
自由度の高さで考える高齢者住宅なので、周辺があまりに不便では困りますが、都内に近い必要はありません。
つい4年前の春に母の有料老人ホームを見学していたのに、今、自分達の先を考えて高齢者住宅を見ています。
母の時は、4年前の4月5月と見て回って、6月末に突然の異変。
7月の入居でも3週間の泊まり込みとなり、私的にはアウトでした。
老いが来るのは本当に突然。
考えておいて悪くは無いと思います。
パンフレット、請求するかな。