今日は母の1周忌法要。

11時からお寺の本堂で執り行って頂きました。

昨日の強風を考えたら一転の好天で、「やっぱり(母は)晴れ女」と言いつつも、天井の高い本堂は足元冷え冷え。

数日前の極寒の日だったらもたなかったところです。



「花の寺」と言えるほど花木の豊富な境内ですが、今は淋しい。

あとひと月もすると、本堂前の枝垂れ桜の巨木が咲き始めて見事です。



行きの車内で義父の13回忌の話をしていたこともあって、うちの父の13回忌をしそびれたことにも今更気づく迂闊さ。

今回は弟の7回忌も兼ねてもらいましたが、同じく3回忌をしていない。


ちょうど母の居宅生活の最後の時期で、救急搬送やら入院やらが続き、お終いの方では夜の見当識障害も出始め、老人ホーム入居になった頃です。

母の支援や手続きで目一杯、法事にまで思いが及びませんでした。

それに、何かと煩かった親戚もコロナ下で催促が無かったのだと思います。

今回も、親戚が全て新潟なのでわが家だけで。

それで済まされる時代になりました。


とは言え、母の3回忌、7回忌はするつもりですが、13回忌は?

まして、父の次の法要は33回忌。

うちだけでと言っても、私すら生きていなさそうです。



法要のあと、納骨堂に卒塔婆と生花を供えて、もう一度お経を唱えて頂きました。




今回は、納骨堂の契約についてもお願いしてありました。

夫は三男なのでいずれどこかに墓地を買わなければなりませんが、特に縁の無い所に居を構えたので、近くのお寺や墓地の中でここという決め手がありません。
夫の実家のお墓は都内にあり、新墓の募集すらしていなさそう。
このお寺は片道1時間かかりますが、親の供養があるし、これからも通うことになります。
もし夫が先なら、同じ場所の方が私がラク…ということで、こちらにしたいことを夫にも了承してもらいました。




祭壇のあるところが2階で、1階にも納骨箱があります。
やはり2階の方が明るくて良いので、残っていた数カ所の中から選んで指定。
この箱に、夫婦なら2人で入れます。


とりあえず住職さんと口頭でお約束。
近いうちに契約書を書いて持っていき、振込みを済ませれば契約終了です。



母の葬儀で一連の手続きをしている間に、こちらのお寺に葬儀から納骨まで、あらかじめ委託しておくのが一番だと思うようになりました。

うちは離れていますが、葬儀場まで多少の距離があっても住職さんはお通夜・告別式に出向いてくださる。

位牌の手配をお願いすると、そのまま本堂に預かってもくださいます。

うちみたいに遠からず祭祀者がいなくなる家では、それはとてもありがたい。


夫が先ならその時の手続きでも構いませんでしたが、私が先だった場合を考えて今のうちに契約。

次は葬儀場の目星をつけて、プランを相談しておきます。



食事は御膳料にして頂き、母の家で普段着に着替えて、帰りに遅い昼食。

礼服の寒さを実感しました。

ニットは温かくて生き返る☺️