従姉妹から書留が届いて慌てました。

母の新盆の供物代。


お盆行事は8月の予定で、例年6月の下旬にはお寺さんから通知が来ます。

新盆でなければ、施餓鬼供養とお塔婆の振込みくらいですが、今年は棚経も申し込まなければと思っていたのに、まだ何も連絡が来なくて。


お寺さんに問い合わせしたら、葬儀が立て続いて、今日遅れて通知を発送したとのこと。

2〜3日うちには届くでしょう。



私が無知だったのは、棚経の意味。

お盆のお迎えをした、その家でお経を上げてもらうのが棚経なんだそうです。

いい歳して知らなかった私が非常識だったけど、仏事って、子供の頃から親しんでいないと身についていません。



毎週のように行っていますが、やはり人の住まない家はどことなく薄汚れてきています。

庭の草取りも奥の方はできていないし、とても住職さんに来ていただける状態じゃありません。


お盆のお飾りや灯籠もあったはずですが、また家探しして出さなきゃならないのは辛い。

迎え火をして送り火をしてとなると、泊まらなければできません。

日帰りでもできなくはないですが、誰もいない家に戻ってきても、母も淋しいだけでしょう。

相談して、お寺のお盆行事に合わせてもらうことにしました。



母には「人並みの新盆」でないことを申し訳なく思います。

でも、母がいた時は週何回も行けた家が、無人になると本当に遠い。

長居できない場所になりつつあります。