この冬、30年あった「マダム・アルディ」が不調で断舎離しました。

隣にあった「アンヌ・マリー・モンラヴェル」もイマイチで、断捨離を迷った挙げ句、東側通路の花壇に移植。

そのまま復活しなかったら抜いてしまうつもりでしたが、今年は元気です。



シランや蕗が殖えまくっている場所に「アンヌ・マリー」のスペースだけ穴を掘って植えたのに、ショック療法だった?


周囲は同様に30年モノのオールドローズばかり。

元々オールドローズを集めて植えてあった場所です。

お隣が建った時にほとんどは移植しましたが、根が広がって移植できなかった3品種が残っています。




手前の「トスカニー・スパーブ」はまだ蕾ですが、株元からシュートが出ています。



「ジプシー・ボーイ」
一度テッポウムシに入られて地上部が枯死しましたが、根を掘り上げずに残してあったら再生。
大昔、個人輸入で買った裸苗達は揃って挿木苗だったので、そういうことがあります。
自根でも、オールドローズはとても丈夫。



「バリエガタ・ディ・ボローニャ」
これも、一時期は樹勢が落ちましたが、また復活。



この2つだけでも濃厚にダマスク香が香り、外の公道を通っても近くにバラのあることがわかります。



水道栓の脇に鳥の落とし物で育ったノバラ。
一番花はだいぶ前だったので、黄ばんできた花もありますが、実を成らせるので花殻切りはしません。


こんな狭いところに。



母が2年前の5月、最後に自分で選んで買った花。
クレマチス「ヴェスタ・プラッテ」



うちは南南東向きの家なので、この通路はお昼の1時前には直射日光が遮られます。

それでも、お隣との間の高いラティスフェンスを撤去したら終日明るくて、生育環境が良くなったみたい。


肥料は冬の元肥を花咲爺さんするくらい、薬剤散布もお隣に遠慮があってほとんどしていません。

手入れより、丈夫な品種選びが大事なのがよくわかります。