今日も母の家に行く日です。

金曜日に店舗近くまで来るとわかって、銀行さんに小まめに呼び出される日でも。


今日も面談があって、水曜からすれ違いの電話着信。

今朝9時前に電話があり、ようやく用件がわかりました。

まだお願いしたいことがあるので助かっていますが、連絡事項がバラバラ来るのと、気持ちが追いつかないほど速く動こうとされるのが少々鬱陶しい。

そこまで急がなくても、期限までに手続き済ませて、年内に家の処分に目鼻が付けばそれで良いのですが。



ところで、母の家に行くたびに、明らかな不用品や捨てるに忍びないものや私が使えるものは、少しずつ持ち帰っています。

本当に少しずつ…なので、なかなか目に見えては片付かないのも、そこまで急ぎたくない理由ですが。


最終的には不用品回収業者を入れるつもりです。

2階は2年前に業者さんを入れました。

その際に、2階の納戸や屋根裏収納にあったと思しき私の雛人形や母の着物、貴金属類は持っていかれたよう。

あまりに物が多くて事前には奥の方までは確認できず、残すものを分別していなかったのが敗因です。


回収当日は立ち会うので、搬出を見ながら選別…と思っていましたが、母の骨折騒ぎでほとんど立ち会えなかったので仕方ありませんでした。

特に悪徳な業者だったとは思いませんが、依頼主に聞こうにも出たり入ったり、挙げ句救急車に同乗して行ってしまったのではやむを得ません。

急遽夫を呼んであとを頼みましたが、それこそ何もわからない。

その日に何か突発的なことが起きるかもしれないので、回収業者さんを頼む時は、取っておきたいものはあらかじめピックアップしておくことが必須です。

今回も、1階部分のそれすらできていない。



母の家で取っておきたかった諸々。

着物はサイズがかなり違いますが、好きな柄のが数枚あったので、羽織に直したかった。

貴金属も、たくさん持っていたわけではありませんが、母が付けていた思い出のある物もあったので残念。

それこそ、ピアスやペンダントヘッドに直せたのに。

雛人形は自分の物だったので買い直したいと思いますが、いざとなると高価で必需品ではないだけに、躊躇してまだ買えません。



このところで持ち帰って役立っているのはお鍋。

私が母に頼まれて買ったフライパン類は安物ばかりでしたが、お鍋は全部、母が元気だった頃に自分で買ったVitaCraft製。

1つ、昔母にもらったVitaCraftの両手鍋はすごく使いやすかったのに、酷く焦がした時に捨ててしまったことを今も後悔しています。

大きさといい、加熱の速さといい、冷めにくさといい、満点のお鍋だったのに。

ホームセンターで同サイズのに買い替えてみて、前のものの良さに気づきました。


10年以上私も立っていたキッチンなので「ヒトのもの」という抵抗はなく、大きさの手頃なのをいくつかもらってきました。

大事に使えば母娘代々使い継いでいける、品質の良いお鍋です。



双方の家のメリットデメリット、色々考えましたが、やはりうちの方が環境的に住みやすい。

家自体はコンクリート住宅のあちらがしっかりしているし、自分で設計した庭も思い入れはありますが、住環境はこちらの方が便利で、商業地も近い。

母の家エリアはクルマが必須なので、将来的にクルマを手放したら生活できません。

リフォームも決めたので、面倒でも母の家の処分は確定です。


次の不用品回収の際、母も下着等は業者さんの目に触れられたくないでしょう。

食器や日用品はともかく、そのあたりだけでも「燃えるゴミ」で持ち帰らないと。

ポストにはもうDMくらいしか入らなくなりましたが、やっぱり週イチくらいは通わないと、やることが尽きません。