元々はサブリナのファッションブログで始めたこちら、フィットネスのことを書くようになり、母の支援中はそのことも。
サブリナがいなくなった今、介護の話題のみで繋がっている人もいます。
母の支援が終わってみて思うのは、初めての経験で満足いくようには、なかなかできないということ。
大抵の事態は「急」でオロオロしているうちに進み、後で他の対応もあったことを知ります。
なのに、経験値のある今、もう親はいない。
もし、私の身近に私の経験を役立てられる人がいれば、まず一番に言いたいのはケアマネージャーを選びなさいということ。
職務範囲は厳格に決まっている仕事ですが、その人の能力によって介護負担がこんなに大きく違ってくる職務は他にないと思います。
母の居宅介護の時、ケアマネさんは3人替わりました。
最後の方が素晴らしく能力の高い人だったので、本当に母の状態が悪くなった時に助けてもらえました。
週3会っていても私が気づけなかった小さな変化にいち早く気づいて、準備することを薦めてくれていなかったら、たぶん居宅の最後の時期に共倒れしていたと思います。
一方、2番目の方は介護事務所の所長を兼ねていたにもかかわらず、ケアマネとしてのやる気や能力は問題のある人で。
弟の状態悪化を何度言っても対応してもらえず、業を煮やして市役所の支援課に直談判したこともありました。
事務所を替えてはもらえませんでしたが、3人目の方が赴任してくるまで、こちらの要望に耳を傾ける程度には改善しました。
3人目の方は、ご自分の実親への介護経験に後悔かあると言っていました。
プロでも、そんなものです。
それだからこそ、母の変化に敏感で、先回りして色々な提案をしてくれたのだと思います。
若いから経験が浅いのかも…と思ったら、ベテランに変えてもらうことも。
他人の職業訓練に親や自分の人生を委ねるわけにはいきません。
衰える時のスピードは早く、まだ早いかと思うくらいの対応をしていて、ようやく間に合います。
そういうことに思いの及ばないケアマネさんなら、問題が起きる前に替えてもらうに越したことはありません。