母のことを書いたせいか、お身内のご葬儀について書いたブログが出てくるようになりました。
時節柄、やはり家族葬の記事が目立ちます。
父の時は大きい会場で大規模な葬儀でしたが、弟の時は家族葬。
やはり真冬で、北国の高齢の親戚を呼ぶことをはばかりました。
今回も同じ葬儀社なので同様の金額になることは想定していました。
部屋だけ、小規模会場を取ったので少し変わるかと思いましたが、定価の比較で30万くらいの差。
今回も、軽く200万を超えていました。
うちは父、弟、母の順の葬儀でしたが、最初の父の時は母が全部取仕切りました。
その時から葬儀社は◯がみ典礼。
たぶん、父が職場の共済の関係で「友の会」に入っていたのだと思います。
その後は母が会員を引き継いでいました。
「友の会」は毎月定額の積立があります。
友の会口座に溜まった金額は◯がみ典礼での冠婚葬祭でしか使えないので、入会した時点で葬儀社の選定は◯がみ典礼一択に。
今回も積立金があるのでやむを得ないと思いましたが、家族葬のテレビCM見たり葬儀の記事を読んだりすると、突出して高いのを実感しています。
「友の会」割引や積立金を使っても、定価から2割ほど減額になった程度です。
葬儀の打合せのさいちゅうに、「ご主人か奥様のどちらかで良いので、友の会に入会してください」とゴリゴリセールスも。
私は入る気は無かったので即断で断りましたが、目を吊り上げてしつこいこと。
結局、見積もり中だったこともありスタッフが引き下がりましたが、「式の日に△ルファクラブのスタッフがもう一度お話させていただきます」って。
△ルファクラブは◯がみ典礼の友の会を運営する会社です。
葬儀の日に遺族捕まえてそういうセールスって、親族の心情を逆なですると思わない?
家族葬の記事を書かれた方も、見積もりが上がった時点でこんなはずじゃなかったと思ったそうですが、ご遺体を預けてしまえば依頼先の変更は不可能。
納得いかない項目を吹っかけられても受け入れざるを得ないのが実情です。
今すぐ…ではないけど、自分の葬儀の生前予約をしておこうかと思います。
2回葬儀を経験して、他の人よりだいぶ詳しくなりました。
経験は生かさないと。
本人が納得して作成した見積書ができていたら、遺された人がどこぞの葬儀社の言いなりになることも無いと思います。
まして私の場合は「おひとり様」の可能性大。
他人に執行してもらうなら、尚更です。